令和8年 例大祭・小山両社祭のご報告
日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。
9月に入ってからは特に雨の多い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
神社は、例大祭・両社祭が無事に終わり、また穏やかな日常の風景を取り戻しつつあります。
ご報告
おかげさまをもちまして、令和8年9月5日(土)の宵宮、6日(日)には例大祭、また小山両社祭を無事に執り納めることができました。
当初はいずれの日も大雨の予報が出ておりましたが、5日は天候にも恵まれ、境内はご参拝と神賑行事や露店などのお祭りを楽しむ、多くの方の笑顔で賑わう宵宮となりました。
提灯のあたたかな明かりが神社を照らし出す夜の光景は、普段とは違うお祭りならではの「非日常」を感じさせてくれるものです。
6日は朝から雨が降り続きましたが、例大祭の祭典は午前11時よりつつがなく斎行され、多くの氏子総代会、そして崇敬者の皆様方にお集まりいただきました。
例大祭においては、神様がお静まりになっている御扉が、外陣・内陣ともに開扉されるまたとない機会でございます。
雅楽の音色が響く中、神様へのご神饌を大切にお供えし、宮司が厳粛に祝詞を奏上を申し上げ、神様のお心を和ませる舞の奉納なども行われました。
雨降る中の例大祭は、水の力による「禊(浄化)」のひとときともなったのではないでしょうか。
残念ながら雨の影響で、日中の御神輿の渡御は中止となってしまった場面もございましたが、午後17時からは武蔵小山駅前ロータリーにてお集まりの皆様に見守られながら、小山八幡神社と三谷八幡神社の両神職による両社祭の祭典も無事に執り行われました。
本年の両社祭のテーマカラーは桃色、両神職の装束も桃色で揃え、地域の繁栄と平安をお祈りさせていただきました。
御神輿とは、神様がお乗りになって町内を巡り、各家々の近くまでお出ましになるための乗り物のことです。
各町会の神酒所には、それぞれ大切に御神輿が納められており、神職が各神酒所を回って祓い清めを行いました。
各町会・団体の皆様の熱意のもと、お神輿は雨にも負けず威勢よく出発し、担ぎ手の皆様たちによって力強く町を巡行いたしました。
御神輿が進むにつれて次第に雨も小雨となり、雨の中でも響き渡る掛け声と、担ぎ手の皆様の力強いお姿が印象的でした。
数多くの御神輿が一堂に会し、そこから順に渡御を行う勇壮な光景は、私たちの心に地域の一体感を生み出し、それぞれの胸に明るい火を灯してくれたことでしょう。
普段見慣れた町の光景も、この日は大きく姿を変え、この町を盛り立てる人々を包んでくれていたように感じられました。
三谷八幡神社の氏子町会の御神輿が神社へ到着した際には、どこからか「やっと神社に来られた」という一言も聞こえ……。
雨の中こうして力を合わせて御神輿を担ぎ、神社まで足を運んでくださった皆様のお気持ちを想うと、ただただ胸が熱くなりました。
また、本年は例大祭の特別御朱印も数種類ご用意させていただいており、社務所まで足を運んでくださった方も多くいらっしゃいました。
それぞれのお手元にある御朱印帳の中に、この日の御神縁と思い出を残しておいていただけますこと、大変うれしく思います。
本年のお祭りも、こうして皆様のお気持ちが神社に集まったことによって、神様の御神威が弥益々に高まったことと信じております。
氏子崇敬者の皆様、各町会・団体の皆様、地域の皆様、そしてご参拝くださったすべての皆様に心より御礼申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸、地域のさらなる弥栄を、心よりお祈り申し上げます。
これからも多くの方にとって、この例大祭・小山両社祭が心を震わす楽しい祭典であり続けられますように。
結びに
雨が続きますと、どんよりと重たい空にどこか気持ちが沈みがちかもしれませんが、心のお天気を晴れにすることは、それぞれの方にとっての「太陽」を大切にすればきっとできるはず。
それは、自分にとってかけがえのない人と過ごす時間かもしれませんし、好きなことに没頭する時間かもしれませんし、美味しいものを口にする時間かもしれません。
そして、その中の一つに「神社にお詣りする時間」がありますことを、願ってやみません。
今後とも折々にご参拝いただき、三谷八幡神社の神様へ変わらぬ崇敬をお寄せくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
三谷八幡神社 社務所