Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

◇花嫁の父

2019.03.21 03:00

3月10日は、東京で娘の結婚式がありました。

 それとは別で、私が作った歌「神様からもらったパズル」のCD発売を3月17日に予定していました。 その歌の中に、徐々に目が見えなくなる私が「娘の花嫁姿も見てやれない」というフレーズがあります。 それで仲間のみんなが私の知らないところで話し合い、「お嬢さんの結婚式に合せて、発売日を3月10日にしよう」と、決めてくれたそうです。 

それからというもの、関係する皆さんが超・過密スケジュールをこなして、何とか式に間に合うようにと頑張ってくれ、出発の前日に渡してくれました。

 皆さんの優しさに胸が熱くなりました。 

式の当日、娘の花嫁姿を見てやることは出来ません。 

二人の写真撮影の場で、花嫁姿を想像していました。 すると、介助をしてくれていたスタッフの女性が耳元で教えてくれました。 「お嬢さん、とっっても綺麗ですよ」 …、思わず涙が出ました。 

披露宴の席で「仲間のみんなが今日に合わせてくれました」と、説明を加え、娘夫婦と先方のご両親に「歌のCD」を、プレゼントしました。 すると「ここで聞きたい」と言うことになりCDに収録されているピアノ演奏で歌いました。 

歌詞の内容は「自分にやって来る事柄は、良いことも、悪いことも、全て神様からの贈り物」という内容なので、娘たち二人のこれからの生活に向けて歌いました。 

心を込めて歌いました。 皆さんに祝福してもらい、神様から「幸せのピース」をもらった二人は、とても幸せそうでした。 

温もりのある、良い式でした。 神様からいただいた、素敵な結婚式に感謝して…。

  花嫁の父 亀ちゃん