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「伝えたい」が育つ場所

2026.09.23 08:00




ブライターには、


島外から見学や研修に


来てくださる方がとても多く…







子どもたちの中には、


「わ~お客さんじゃん!」と、


目を輝かせてくれる子もいます。


もちろん、いろいろな

反応がありますが!(笑)






先日も、長崎県の

社会福祉法人南高愛隣会から

4名の方が

見学研修に来てくださいました。






自閉症や発達障害の


ある方たちの支援に、


それぞれの地域で


向き合っている方たちが…






わざわざ飛行機に乗って

対馬まで来てくださる。






本当に


ありがたいことだなぁと思います。






そして、

「お客さんが来る日」の

子どもたちの様子が

いつもに増して愛おしく…。







もちろん、事前に


「今日はお客さんが来るよ」と伝えたり、


スケジュールの中で知らせたり、


その子が分かる方法で


見通しを持てるようにしています。






でも、まだ2歳、3歳の

小さな子どもたちの中には、

予告の意味を十分に理解することが

難しい子もいます。






だから、反応も本当にいろいろ。






初めて見る大人を見つけた瞬間、

目をキランとさせて、

さっそく手をつなぎ、

プレイエリアへ連れて行こうとする子。







玄関に入った瞬間、

「あれ。なんか、いつもと違うぞ」

と気づき…


いつもならすっと

クラスルームに入ってくるのに

その日はドアの外から


じーっと中を覗いている子。






かと思えば、

そんなことはお構いなしに、

自分からどんどん自己紹介を

始める子もいます。






もう、本当にそれぞれ(笑)。








新しい人にワクワクする子。


いつもとの違いを敏感に感じ取る子。


ちょっと離れたところから、


まずは観察する子。


「私はこんな人です!」とばかりに、

自分から近づいていく子。






その一人ひとりの反応が






なんともユニークで、

愛らしいのです。







そして私たちにとっては、


そんな一つひとつの姿も、


その子を知るための


大切な姿です。







何に気づくのか。


どう受け止めるのか。


何があると安心できるのか。


どうやって人と関わろうとするのか。







子どもたちは、


いろんな方法で


自分のことを教えてくれます。






今回、見学に

来てくださった皆さんには、

子どもたちのグループ活動にも

一緒に参加してもらいました。







この日の活動は


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「おにぎり絵あわせ」







子どもたちと

大人が一緒になって、

おにぎりの具材の絵を描き、

それを使って

絵あわせをしました。







「私、唐揚げがいい!」



「これってどう描くんだっけ。

見本ください」



「おかかって何?」



「黒色、ください」



「あとで貸して」







あちらこちらから、

子どもたちの

言葉が聞こえてきます。






お互いの絵を見て笑ったり、

「かわいい!」「上手!」と

伝えたり。





お客さんが

一枚のおにぎりカードを

描き終えたことに気づいて





少し離れたところにあった

カード入れの箱を取りに行き、

次のカードを選べるように

渡してくれた子もいました。






誰もお願いしてないのに。

な・の・に♡






なんとまぁ。優しい。


そして、あったかい。







いつものブライターの、


いつもの子どもたちです。







そして見学を終えたあと、


見学者の方から


こんな言葉をいただきました。


👇



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今日、改めてブライターの
子ども達みんなが、
一生懸命に気持ちや思いを
たくさん伝えようとしている
姿を見て…


私たちは
事業所の子ども達の
発信をちゃんと受け取れていたか?
伝え方、伝える楽しさを
支援できていたか?
を考えさせられました







この言葉が、


私はとても嬉しかったです。






「伝えられる」ことも、


もちろん大切です。






でも、それ以上に嬉しいのは、


子どもたち自身が


「伝えたい」と


思えていること。






これがしたい。


これは嫌だ。


分からない。


教えてほしい。


手伝ってほしい。


私はこう思う。






自分の気持ちや考えを、

誰かに伝えてみようと思えること。







伝えたら

分かってもらえた。


伝えたら

応えてもらえた。


自分にも

伝えることができた。






そんな経験を何度も重ねながら、





「また伝えてみよう」

になっていく。





「自分にもできる」という感覚が、


少しずつ育っていくのだと


思います。







だから私たちは、


「伝え方」を教えるだけではなく





その子が何を伝えようと


しているのかに気づき、




それを受け取り、


その思いが相手に届く経験を


丁寧につくっていきたいと


思っています。






言葉で伝える子もいれば、


まだ言葉ではない方法で


伝えている子もいます。







じっと見る。

近づく。

離れる。

手を引く。

ドアの外から覗いてみる。

絵カードを渡す。







それも全部、

その子からの大切な発信。






「ねぇ」なのかもしれません。





だから私たちは、


その小さな「ねぇ」を


見落とさないようにしたい。







何を見ているんだろう。


何に気づいたんだろう。


何を伝えようとしているんだろう。


どんな方法なら分かるんだろう。


何があると安心して、


自分の力を発揮できるんだろう。








だからこそ、


「アセスメントから始める」。


一人ひとりを知ることから、


支援を考えます。






毎日の支援は、


とても地道です。


でも私は、


この地道な毎日が


たまらなく好きです。







突然笑わせてくれたり、


思いがけず誰かに優しかったり、


昨日できなかったことを、


今日は何でもない顔でやってみせたり。







子どもたちは、

いろんなところに

自由に「ハッピー」を

置いていってくれます







私たちは、


それを拾いながら


毎日を生きています。

ありがとう。







今回、


遠くから来てくださった方が


そんな子どもたちの姿を見て







自分たちは、

子どもたちの発信を

ちゃんと受け取れていただろうか。




と




ご自身の現場の支援を

振り返ってくださいました。





それが、

何より嬉しかったです。








全国のいろいろな場所に、


自閉症や発達障害の


ある方たちへの支援を


一生懸命考え、


学び続けている人たちがいます。







そんな方たちが


飛行機に乗って


対馬まで来てくださる。







一緒に子どもたちを見て、


一緒に考えて、


支援についてたくさん話して、







そしてまた、


それぞれの現場へ帰っていく。







もちろん、私たちも

来てくださる皆さんから

たくさんのことを学びます。







見てもらうことも。


見せてもらうことも。


話すことも。


問い直すことも。







全部が、


また次の支援につながっていく。







対馬という島で、


こんなふうに


各地の支援者と


学び合えることを、


とてもありがたく思っています。







そしてまた明日。

目の前の一人ひとりを

ちゃんと見るところから。







アセスメントから始めて、

自立につなげる。





結局、私たちがやることは

いつもそこからですね(*^-^*)





Brighter Steps
理事長 宮野 伸枝