自分の得意・苦手を知っているかどうか
2026.09.25 07:30
社会で力を発揮しやすい人には、一つの特徴があります。
それは、自分の得意なことと苦手なことを、ある程度理解していることです。
たとえば、
文字で見ると理解しやすい。
口頭だけの説明は忘れやすい。
急な予定変更があると不安になりやすい。
静かな場所の方が集中しやすい。
細かい作業は得意だけれど、同時にいくつものことを進めるのは苦手。
初対面の人との会話は緊張するけれど、慣れた相手とは話せる。
こうした自己理解があると、自分に合った環境を選びやすくなります。
また、周囲にも必要な配慮を伝えやすくなります。
一方で、自分の得意・苦手が分からないまま社会に出ると、困りごとの原因が見えにくくなります。
なぜ疲れるのか分からない。
なぜミスが増えるのか分からない。
なぜ人間関係でつまずくのか分からない。
なぜ続けることが難しいのか分からない。
原因が分からないと、子どもはやがて「自分がだめなんだ」と思いやすくなります。
本当は、環境や伝え方を少し変えれば力を発揮できるかもしれません。
でも、その方法を知らないまま、自分自身を責めてしまうことがあります。
だからこそ、子どものうちから自己理解を育てることが大切です。
得意なことを知る。
苦手なことを知る。
安心できる方法を知る。
困りやすい場面を知る。
助けてもらうと楽になることを知る。
自己理解は、将来の自立を支える大切な土台です。