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不思議な勝ち方だったが、必要な勝利だった

2026.09.26 09:00

KIRIN CHALLENGE CUP 2026

Japan 3-1 Uruguay Sep. 24

Q&A Stadium Miyagi


「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。9月24日の日本対ウルグアイは、この言葉がそのまま当てはまる試合だった。スコアは3-1。だがシュートは日本の8本に対し、ウルグアイは16本を放った。ボール支配率は日本が51.6%と上回ったものの、持っていたボールを崩しにつなげられなかった。1-1で迎えた後半アディショナルタイムまで、主導権はウルグアイにあった。


準備の第1段階

W杯後の新体制の初陣は、国内4連戦の初戦でもあった。4試合を通じて選手を試し、1試合ごとには勝ちに行く。先発は早く合流した選手が中心で、W杯で主力を担った上田、久保、伊東、鎌田はベンチから試合に入った。

準備してきたウルグアイ

ウルグアイの来日は、試合前日の23日夕方だった。調整は公式練習の1回だけ。それでも、ベンタンクールのロングボールで日本の背後を突き続け、シュートは日本の倍の16本を放った。守備ではロナルド・アラウホが前線の起点を消した。32分と61分、前田がゴール前に持ち込んだ場面を、いずれも体の強さで止めた。アラウホが66分に退くまで、日本は前線で起点を作れなかった。

不思議ではない課題

前半11分、松木が先制した。前半に逆サイドからのロングボールを2、3度受け、パスを選んでいた松木は、次は振り抜くと決めていた。試合の中での、個人の修正だった。

だが、流れは前半の終盤からウルグアイに傾いた。42分、早川と佐野海舟の呼吸が合わずに中盤でボールを失い、同点に追いつかれた。「後半の立ち上がりは少し相手もやること変えてきたのか、ちょっと押し込まれる時間が長くて」。ベンチでアップしていた上田は、後半の流れをそう振り返った。

先発の時間帯に、チームとして流れを取り戻す手は打てなかった。森保監督が会見で語った「立ち返る場所」に、先発組は戻り切れなかった。流れを戻したのは、ハーフタイムの鎌田投入と、63分の4人同時交代だった。

不思議の勝ち

決着をつけたのは、途中出場の選手たちだった。90+1分、塩貝が上田のスルーパスから代表初ゴールを決めた。VARによるオフサイドの確認中には、ウルグアイのヒメネスが異議で警告を受けている。90+6分には上田が追加点を挙げた。「純也くんと試合に入る前から擦り合わせていた部分だった」。火曜日に合流した上田と伊東は、以前から積み上げてきた共通言語で試合を決めた。


必要な勝利

最後に勝ち切ったことで、国内4連戦は白星から始まった。一方で、崩れたときにチームとして立ち返る力は、まだ見えなかった。こちらの課題には、はっきりした理由がある。

勝ちは不思議でも、課題は不思議ではない。理由のある課題は、準備で潰していける。28日のベネズエラ戦では、先発が大幅に入れ替わる。国内4連戦の先には、11月のシンガポールが待つ。不思議な勝ち方だったが、準備の始まりとして、必要な勝利だった。


Photo by Tomoyuki Nishikawa / SportsPressJP