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なないろ訪問看護ステーション

訪問看護のオンライン請求|「UKE」「HEN」「henr」って何?ファイル名の見分け方

2026.09.28 22:26

訪問看護の医療保険請求をオンラインで行っていると、

・RECEIPTH.UKE

・RECEIPTH.HEN

・henr

・fmei

・zogn

など、似たような英字のファイル名や帳票名がたくさん出てきます。


私自身、訪問看護ステーションで実際にオンライン請求を行う中で、

「これは、こちらから送るファイル?」

「オンライン請求からダウンロードしたもの?」

「HENとhenrは何が違う?」

と迷うことがありました。


そこで今回は、訪問看護ステーションの実務でよく目にするファイル名を、

「こちらから送るファイル」

と

「オンライン請求から受け取るファイル・帳票」

に分けて整理します。


最初に理解しておきたい「送る」と「受け取る」の違い

まず重要なのは、オンライン請求で扱うファイルを全部同じものとして考えないことです。


こちらから送るもの

RECEIPTH.UKE:訪問看護ソフトなどから出力し、オンライン請求システムへ読み込ませる請求ファイル

オンライン請求から受け取るもの

RECEIPTH.HEN:返戻されたレセプト本体

henr:返戻内訳書

fmei:振込額明細

などがあります。


最初に、

「送るためのファイルなのか」

「審査後に受け取るファイル・帳票なのか」

を分けて考えるだけでも、かなり整理しやすくなります。


RECEIPTH.UKEとは?

RECEIPTH.UKE:こちらから送る請求データ

訪問看護のオンライン請求で使用する請求ファイルです。

オンライン請求システムからダウンロードするファイルではありません。

訪問看護ソフトなどで請求データを作成してRECEIPTH.UKEを出力し、そのファイルをオンライン請求システムへ読み込ませます。


請求の流れは、

訪問看護ソフトでレセプトを作成

↓

RECEIPTH.UKEを出力

↓

オンライン請求システムに読み込む

↓

支払基金・国保連へ送信

となります。

したがって、RECEIPTH.UKEは「オンライン請求から受け取ったファイル」ではなく、「こちらからオンライン請求へ送るために準備するファイル」と考えると分かりやすいです。


RECEIPTH.HENとは?

RECEIPTH.HEN:返戻されて戻ってきたレセプト本体

審査の結果、返戻となったレセプトをオンライン請求システムからダウンロードしたファイルです。

返戻された内容を確認し、必要な修正を行ったうえで再請求する際に使用します。

UKEとHENの違いをシンプルに整理すると、

UKE:こちらから送る請求ファイル

HEN:審査後に戻ってくる返戻レセプト

となります。


「HEN」と「henr」は別物

ここが特に紛らわしいところです。

RECEIPTH.HENとhenrは、名前が似ていますが役割が違います。

RECEIPTH.HEN:返戻されたレセプト本体。修正して再請求するためのデータ

henr:返戻内訳書。どの請求が、どのような理由で返戻となったのかを確認する帳票

実務では、

1.henrで返戻内容を確認

↓

2.RECEIPTH.HENの返戻レセプトを請求ソフトへ取り込む

↓

3.必要な部分を修正

↓

4.再請求

という流れになります。

覚え方は、

HEN:レセプトそのもの

henr:返戻理由などを確認する帳票

です。


よく見る帳票ID

オンライン請求では、帳票の種類を表す短い英字コードがファイル名に入っています。

代表的なものをまとめます。

pjry:送信データ集計表

hasp:受付・事務点検ASP結果

hjry:オンライン受領書

fixf:請求確定状況

zogn:増減点連絡書

henr:返戻内訳書

skkg:資格確認結果連絡書

fggk:振込額合計

fmei:振込額明細

tgft:当座口振込通知書

hsst:報酬等支払調書

sast:再審査等支払調整額通知票

sakr:再審査結果連絡書(原審どおり)

すべてを暗記する必要はありません。


訪問看護ステーションの日常業務でよく確認するものから覚える方が実用的です。

まずは、

henr:返戻内訳書

zogn:増減点連絡書

fmei:振込額明細

fggk:振込額合計

このあたりを知っておくだけでも、ダウンロードフォルダを開いたときに、何のファイルなのか判断しやすくなります。


fmdl・skdlなどは何?

さらに、

・fmdl

・skdl

・tgfp

・zogp

といったコードもあります。

これらは、個々の帳票名というより、関連するデータをまとめてダウンロードするときに出てくるファイルです。

fmdl:振込額明細データ等

skdl:審査結果関連データ等

tgfp:振込関係PDF

zogp:増減点関係PDF

「このファイル自体が1枚の帳票」というより、

「複数の関連データをまとめたダウンロード用ファイル」

というイメージで見ると分かりやすいです。


RV・MVから始まるファイルは?

例えば、

MVfmei……

のようなファイルがあります。

RV・MV:訪問看護のサブシステムID

実務上は、RVやMVだけでファイルの内容を判断するのではなく、その後ろに続く帳票IDを見る方が分かりやすいと思います。

例えば、

MVfmei……:fmeiが含まれているため「振込額明細」

と判断できます。

つまり、ファイル名を見るときは「RVなのかMVなのか」だけではなく、その直後の英字コードに注目するのがポイントです。


ファイル名の長い数字は全部覚えなくていい

オンライン請求からダウンロードしたファイルを見ると、英字コードの後ろに長い数字が並んでいます。

この中には、

・審査支払機関

・都道府県

・訪問看護の区分

・ステーションコード

・処理年月

などの情報が含まれています。

もちろん仕様を理解するうえでは意味がありますが、日常業務ですべてを暗記する必要はないと思います。


私の場合は、

1.まず「送るファイル」か「受け取ったファイル」かを考える

2.HEN・henr・fmeiなどの英字を見る

3.どの画面からダウンロードしたものか確認する

4.処理年月を確認する

という順番で見るようにしています。

迷ったら「どの画面からダウンロードしたか」を確認

英字コードが分からなくなった場合、無理にファイル名だけで解読する必要はありません。

オンライン請求システムの「どのメニュー・どのボタンからダウンロードしたファイルなのか」を確認するのが確実です。

返戻レセプト → 原審査分

RECEIPTH.HEN:返戻レセプト本体

増減点連絡書等

henr:返戻内訳書

zogn:増減点連絡書

振込額明細

fmei:振込額明細

fggk:振込額合計

ファイル名だけで判断しようとせず、

「どの画面から取得したファイルか」

とセットで考えると、かなり分かりやすくなります。


最低限これだけ覚えればOK

RECEIPTH.UKE:こちらから送る請求ファイル。訪問看護ソフトなどから出力し、オンライン請求システムへ読み込ませる

RECEIPTH.HEN:オンライン請求から受け取る返戻レセプト本体。修正して再請求するためのデータ

henr:返戻内訳書。返戻理由などを確認するための帳票

zogn:増減点連絡書

fmei:振込額明細

fggk:振込額合計


まとめ

訪問看護のオンライン請求のファイル名は、一見すると英字と数字ばかりで非常に分かりにくく感じます。

ただ、

「こちらから送るもの」

と

「審査後にオンライン請求から受け取るもの」

に分けて考えるだけで、かなり整理しやすくなります。

特に最初に覚えたいのは、

UKE:送る請求ファイル

HEN:戻ってきた返戻レセプト

henr:返戻内訳書

の3つです。

さらに迷ったときは、

「ファイル名の英字コードを見る」

「どの画面からダウンロードしたか確認する」

の2点に戻れば、かなり判断しやすくなります。

オンライン請求のダウンロードフォルダを見て、

「これ何のファイルだったっけ?」

となったときに、この一覧を思い出していただければと思います。

訪問看護ステーションでオンライン請求を担当している管理者・事務スタッフの方の参考になれば幸いです。