無料でカンタン! 儲かる飲食店に変わる「Googleマイビジネス」超集客術
今まで存在自体を知りませんでしたが、GoogleMyBusiness(以下GMB)すごい面白いです。無料ツールとしての利便性もそうですが、中小規模事業者や個人事業主のポテンシャルを引き上げるキラーツールになりそうな予感です。
筆者の論点として、GMBのような無料ツールなども含めて、良く分からない有料ツールや広告にお金を掛ける前に、こうした既存ツールを良く理解してちゃんと使っていきましょう、というのがあると思います。
新規顧客にしても、いきなりお金を突っ込むのではなく、以下降順に、
1 お店のファサード(正面のデザイン)
2 看板、のぼり作成、掲出
3 Googleマイビジネスなどへの無料登録
4 既存客からの紹介・口コミ
5 近隣への法人営業、該当でのチラシ、クーポンなどの配布
6 SNS(Twitter、Instagram運営)
7 ポスター、折込チラシ、タウンプラス
8 プレスリリース、新聞、雑誌、地域情報誌への取材依頼
9 インターネット広告(SNS広告、検索エンジンへの広告)
10 ホットペッパーグルメ、ぐるなび、食べログなどへの有料登録
11 費用をかけたウェブサイト作成
12 新聞、雑誌、地域情報誌への広告
13 バス電車などへの交通広告
14 ラジオ、テレビCM
のプライオリティ順で取り組むべきだと。
そもそもでいうと、新規にかまけてる前に既存のリピート顧客をもっと大事にしてCRMを強化しましょう、という論調が見え隠れします。
1 SNS(LINE@、Facebook)運営
2 クーポン券配布
3 ダイレクトメールの送付
4 ポイントカード、会員証発行
などの既存顧客囲い込み用の施策です。
■GBMで不正なレビューに対する申立てで表示される選択肢
GMBにはレビューが掲載され、基本的にはお店からはアンコントローラブルなため、放置するしかありません。レビューに気を配るより、お店の接客やプロダクトの品質に向き合ってサービスレベルを挙げましょう、という真っ当なロジックです。
ただ、不当なレビューなどに対しては異議申し立ても可能です。
1 自分のGoogleプレイス/ビジネス/リスティングの情報に誤りが見つかった
2 個人情報(電話番号や住所など)が関係のないビジネス/リスティングに掲載の場合
3 自分のビジネス/リスティングに関連づけられた情報が変更された理由を知りたい
4 ビジネス/リスティングに対する不適切な口コミを報告したい
5 上記以外の法的な問題が発生した
また、レビューのアルゴリズムに関して言及もありましたが、現状のGMBでは、レビュー評価は(星の数)÷(口コミ数)の単純計算(*2017年11月時点)だそうです。
https://tabelog.com/help/score/
一方、食べログに関してはもう少し複雑なアルゴリズムが組まれているようで。
1 ユーザー影響度を加味している(各評価がお店の点数に与える影響度はユーザーによって異なる)
2 評価が集まらないと点数は付かない・変動しない(評価の絶対数が必要)
3 不正対策
4 点数更新(点数は毎月第1火曜日と第3火曜日の原則月2回更新する)
ユーザーへの重み付けもされた上での計算式が組まれているようですね。
■サイテーション
=引用(Citation)の技術についての記載だと思いますが、主要メディアへの同時露出を進める箇所もありました。Googleは天才的なアルゴリズムが組まれているので、GMB単体の評価だけでなく、世の中の他の関連サイトもクローリングした上で、そこのデータとの整合性やら評価やらもふくめた上でランキングに影響が出ているとのこと。
参考サイトとして以下が挙げられていましたので列挙。
食べログ https://tabelog.com/
ホットペッパー https://www.hotpepper.jp/
ぐるなび https://www.gnavi.co.jp/
Retty https://retty.me/
Yahoo!ダイニング https://reservation.yahoo.co.jp/business/
favy https://page.favy.jp/price
エキテン https://www.ekiten.jp/
街のお店情報 https://hotpepper.omisenomikata.jp/
Foursquare https://ja.foursquare.com/
Baidu Maps(百度地図) https://map.baidu.com/
GoJapan(去日本) https://www.go-japan.co.jp/
TripAdvisor https://www.tripadvisor.com/