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ガジャルド監督「森保監督を知っている」

2026.09.30 09:30

「私は彼を知っている。10年ちょっと前、クラブW杯で日本に来たときに対戦した。彼はサンフレッチェを率いていた」

キリンカップサッカー2026の日本戦を翌日に控えた9月30日、エクアドル代表のマルセロ・ガジャルド監督が日産スタジアムで前日会見に臨んだ。リーベル・プレートを率いて500試合以上を指揮し、コパ・リベルタドーレスを2度制した名将は、森保一監督との縁を明かした。2015年12月16日、クラブW杯準決勝。ガジャルド監督のリーベルは、森保監督率いるサンフレッチェ広島を1-0で下している。


「彼のチームは常に良いサッカーをしようとし、躍動感のある魅力的なプレーをする特徴がある。8年、いやそれ以上、2つのサイクルで日本を率いてきた。それには一定の質を保ち続けることが必要で、特に試合内容の面で、日本に存在感をもたらしたプロセスだ。監督には大きな敬意を持っている」


日本代表への評価も高かった。

「日本は非常に良いチームだ。W杯でも魅力的なサッカーを展開していた。前回のW杯の大きな驚きの一つだった。結果はともかく、観察し、試合の中での進化を見るに値するチームだった」

エクアドルはW杯でドイツに逆転勝ちし、ベスト32に進んだ。だがガジャルド監督は就任したばかりで、今回が初めての代表監督だ。クラブと代表の違いを問われると、こう答えた。

「日々選手がそばにいないことだ。代表監督は、観察と追跡に多くの仕事が必要になる。招集でできるだけ間違えないこと。そして選手を集められたときに、メッセージが力強く、アイデアがクリアに伝わり、選手たちが自然にそれを体現できるようにすることだ」


アジア遠征の初戦となった韓国戦は、ほとんど練習できないまま臨み0-3で敗れた。韓国戦からの1週間で、チームは時差ぼけから回復し、練習を重ねてきた。

「最初の試合は状況的にかなりデリケートなものだった。この数日でずっと休めて、睡眠も整った。選手たちは明日、より良い状態で試合に臨める。とはいえ、これは私にとっても選手にとっても、評価と相互理解のためのツアーだ。日本のような非常に良いチームと戦うことは、かなり興味深いテストになる」


日本メディアの質疑のあと、母国の記者から、韓国戦前に掲げた「主導権を握るチーム」をどう示すのかと問われると、指揮官は両チームの立ち位置を冷静に語った。


「ホームのチームは、同じ監督で8年の仕事を積み重ね、すでによく油の差された機能性を持ち、前回のW杯で話題になったチームの一つだ。対してわれわれは新しいプロセスを始めたばかりで、重要な選手も招集されていない。新しい監督を迎え、その人間やアイデアを知り始めなければならないグループだ。それを認めないのは愚かだ」


それでも、引く気はない。

「はっきりしたメッセージのもと、可能な範囲で主導権を握ることを目指す。よく油の差されたチームなので、どこかで苦しむ時間はあるだろう。それでも、日本のホームで、非常に良い日本と対等に戦うというメッセージを持って、少なくともメンタル面ではそういう姿勢で臨む」


先発メンバーは、会見後の最終練習で選手に伝えるという。

「大枠ははっきりしているが、細部を詰めて、選手たちには練習で先発を伝える」

エクアドルメディアの関心は、チームの新たな顔ぶれにも向いた。長年主将を務めたエネル・バレンシアが代表から退き、誰が新たなリーダーになるのか。問われたDFアラン・フランコは言葉を選んだ。


「エネルはずっとわれわれの手本だった。彼がいないのは不思議な感覚だ。彼もわれわれが寂しく思っていることを知っているし、私個人としてもメッセージを送った。だが、それが人生であり、サッカーだ。それは代表入りを求めている新しい仲間たちに扉を開くことにもなる」

「リーダーの役割を担える資質を持った選手は何人もいる。名前は挙げられないし、自分がリーダーになるとも言えない。誰がリーダーかにかかわらず、グループ、代表、国、エンブレムが一番大事で、個人より常に先にある」


ガジャルド監督は、フランコの言葉をそのまま受け止めた。

「仲間がああいう話し方をすることに敬意が表れている。長年代表に多くをもたらし、手本であった選手の決断は、完全に尊重されるべきものだ」


前線の起用についても、指揮官は方向性を示した。固定型のジョルディ・カイセドか、多機能型のアングロか。

「特に攻撃の部分で選手たちの特徴を知っていくと、最終的には多機能性が勝っていくと思う。一人の選手にフィニッシュの負担をすべて背負わせるのではなく、FWがフィニッシュを担えるようにするには、チームの後押しが必要だとチームが理解できるようにしたい」

驚かされた選手を問われると、個人名は挙げず、グループの人間性を称えた。

「一人一人に個性があって、少しずつ驚かされている。一番良かったのは、選手一人一人の人としての質と温かさだ」


フランコも、新体制への手応えを口にした。

「マルセロの経歴も、彼がチームに何を植え付けたいかも、誰もが知っている。われわれ選手の挑戦は、彼のアイデアを、われわれを通じて実践しやすくすることだ。もっと競争力のあるエクアドルにしたい」


そして日本戦の意味を、こう語った。

「われわれが始めたばかりの新しいプロセスで、ずっと長いプロセスを持つチームと力を測れるのはとてもポジティブなことだ。いつものように、大きなことを考え始めるための良い試合になる」

Photo by SportsPressJP