孫子兵法「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
★ぱぱにっき
昨日卒園式があり、とうとう3年間お世話になった幼稚園生活が終わったのです。あっけないようなあっというまのような3年間でした。娘にとって始めての社会(共同)生活でして、なるべくゆる~い幼稚園にしたつもりでしたが、初期の頃は幼稚園に行きたくなかった時期もあったり、思い返せばいろいろな事を乗り越えてきました。
もちろん、3年間娘の担当をしてくれた二人の先生のお陰です。
小学校は家から遠くない公立小学校です。田舎は都心にくらべてお子さんだけでなく大人同士でも近隣の家と面識があるし、よほど浮かなければいじめのようなことは発生し難い傾向もあるため、問題はないと思いますが、娘が初めて会う小学校の担任になじめるかがむしろ問題です。
これさえ乗り越えれば、
まず、相手を知る(理解する)ことが、何かあったさいに上手く乗り越えられる手段になりえると思うので、小学校先生、特に1年生の担任先生が子どもたちを迎えるときにどんなことをして、どんなことを考えているかを考えて(+調べて)みました。
・3月中は…?
我が家も同じく(もしかして俺だけ?)、幼稚園卒園とか最後の幼稚園でまだ小学校のことは具体的に頭にありません。しかし、むしろこの時期先生は新しく入る子どもたちのことをいっぱい考えているごろだと思います。新1年生に対してどんな教育方針で接していこうかな、どんな子どもに育てていこうか、先生は先生なりに考えたり勉強したりするのでしょう。
・4月入学式前までは…?
おそらく妻も娘も僕も新しく通うことになる小学校のことで頭がいっぱいになっているのでしょう。しかし、だからと言って、兄弟もいないし、何をどうするもんなのかイメージもなく、なんだかもやっとしたまま、幼稚園の仲良しママ同士で情報交換をしたりするのでしょう。このごろ先生は、出席簿,児童名簿などを作ったり、要録などで読み方をチェックしたり、家庭の様子(兄弟、片親、学区外など)、子どもの様子(学力、友達関係、障害など)などの状況を大まかに事前把握しようと、ひっそりと奮闘中かもしれません。教室の机や椅子の破損などを確認してみたり、親向けの文章なども作ったり、いざ、授業が本格的に始まると忙しくなるので、必要な文章や宿題、テスト類のプリントの雛形を作ったり、授業の時間割を作ったりで、想像するだけで大忙し時期なのではないでしょうかね。
・4月はじめての授業…?
妻のことを考えると最初は手をこまねいて家で心配しながら待つだけでしょうね。それ以外できることもないし。担任の先生はここからが本番でしょうね、子どもたちに担任として紹介されたら、いくら子どもたちとは言え、今後の授業のために初印象も気を使わねばならないし、覚えた名前や子どものそれぞれの状況把握にも神経を尖らせなければならないし、何より子どもたちには学校生活が楽しいと思わせつつも、宿題やら準備物やら、いろいろなことを指示せねばならないし、気が気ではないと思います。そんな状態だから、自分のことをしっかり先生に言える子は先生にとっては楽だと思います。
・4月いざ授業が始まると…?
教室であばれる子、準備物を言っても忘れてくる子、いろいろな子どもがいるはずです。それでも授業は進めなければならない、っっっ考えるだけでむかむかしてきました(笑)。いくら教師は天職というつつも、ただの人間にいろいろ大変なお仕事を任せています。普通より立派でなければ途中でつぶれそうな人もたくさんいるのではないでしょうか。つぶれなかったから皆、立派な先生というわけにも行かないかもしれませんが、適正や好き嫌いがはっきりと明暗をわける職種のひとつでもあるような気がしました。
先生の立場と教師側の心理を有る程度想定した上で、
心理学では
“人間は期待された通りの成果を出す”
という研究結果があります。
つまり、外見が魅力的な子どもは、そうでない子どもに比べて、高い知能を持ち、人間関係も良好だろうと教師から判断されやすい傾向があります。
“容姿のいい子どものほうが教師から期待されやすい”
教師といえどただの人間、建前としては
「子供は皆、公平で平等」
という心構えとしてのつもりでしょうけど、人間としての本能は隠せません。
つまり、
・身なりがきちんとしていて、
・元気に挨拶ができて、
・授業中の姿勢がよければ、
先生はそのような子どもの強力な味方になってしまうのです。いじめられ対策にももってこいです。
今年から新1年生になられる家庭の方がもしこの記事を読まれているのでしたら、学校生活において上の3点だけ子どもによくしつけておけば、学校生活及び学力もぐんと上がると思います。