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Baby教室シオ

スナップ『原始反射成功例No.2 ブランコ編』

2026.10.17 00:00

今回は原始反射への働きかけの結果が形として出てきたことと、原始反射の働きかけで安全が守られたことを生徒さんのお母様が撮影することができたので、解説を交えて記事にしてまいります。

先に申し上げておきますが、厳密にはランコをするために「必要な原始反射」があるわけではありません。原始反射は乳児期の反射で、ブランコに乗る年齢では多くがすでに統合され随意的な姿勢・運動調整に置き換わっています。ただ、ブランコの動きと関連が深い原始反射に働きかけを行い統合しておくことで、ブランコに乗るときに役に立つ体の動きを獲得していることになります。ただ今回取り上げるお子さんの年齢は1歳半ということです。

上記の写真をご覧いただくとわかるのですが、お母様は静止したブランコにちょこんと乗せただけです。しっかりとブランコの鎖を握っているのは原始反射の把握反射、ブランコで前後に揺れたり、身体の向きが変化したりする際の姿勢調整との関連が考えられるのは緊張性迷路反射、体の軸がぶれずに体幹がしっかりと安定して漕いでいるのがギャラン反射、ブランコの「揺れる・止まる・加速する」という刺激で急な加速・減速や身体の位置変化への反応などに対応するのはモロー反射です。

以下の写真はバランスを崩してしまった瞬間ですが、把握反射で鍛えた手でブランコの鎖を握って手放さず、モロー反射は乳児が急な刺激に反応して身を守るための原始反射の一つなので、確りと統合されたんだと考えます。結果的には確りと手を離すことがなかったので落ちることも怪我をすることもなかったと伺いました。

最後に誤解のないように記しておきますが、ブランコ運動がこれらの原始反射を統合するということではなく、原始反射に取り組むことでそれぞれが統合し、次の力と上手にブランコを自力で漕ぎ始め、危機回避をしたということです。

むしろ発達の観点でブランコ は 、前庭感覚・固有受容感覚への刺激 →を受けて、姿勢制御・バランス・協調運動を進めることができると考えた方が良いです。


スナップ『原始反射の賜物No.1鉄棒編』(記事はこちら)