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小野塚ノブオの警視庁24時

㉒『桜咲く春の国』

2019.03.23 04:40

  こんにちわ、小野塚ノブオです。


すっかり暖かくなり春の訪れを感じる今日この頃。

桜も開花し、新入学、新入社と新しい生活が始まり素敵な出会いも期待できるこの季節。

個人的には僕も免停期間が終わりバイクの免許が戻ってきたし、誕生日も近い事だし花見も行きたいし、春っていいなあ!

と、いう事でまずは明るいニュースから。


心配おかけしましたバンドメンバーの平子君が無事に手術を終えまして、術後の経過も良いという事で先日退院する事ができました。

心配してくれた方、応援してくれた方、たくさんの励ましをいただき本当にありがとうございました。


手術は成功しましたがまだ治療が終わったわけではなく、これからも様子を見ながらという感じではありますが・本人はいたって元気でありまして、特に今のところ後遺症的な異常もなく暮らしてるようなので、音楽活動の再開も思ったより早く出来そうです。


ライブは早ければ5月くらいにはやりたいと思いますが、まあリハーサルを重ねてオファーが来てからという話しになります。

でも音楽活動よりも、まず体調の方が大事ですから無理せずゆっくり再開できるのがベストだと思ってます。


あと、もうひとつの話題として……

実は本当に個人的な話しになりますが先日、僕の親友が亡くなりました。

脳出血と聞いてますが詳しい事は分かりません。

親友と言ってもここ何年かは年に一度くらいしか会っていませんでした。電話やメールのやり取りだけはタマにしてました。


彼と出会ったのはもう30年以上前なんですが、お互い別のバンドのヴォーカル同志で仲良くなって、彼のバンドの解散ライブを観に行って一緒にバンドやりたいと思い

「俺はギター弾くからお前ヴォーカルで一緒にやろうぜ」と誘ってバンドを始めました。


それが僕がギターを弾くきっかけです。

そのバンドは2年くらいで解散して、彼は音楽から足を洗い結婚して子供もできました。


僕は今ラーメン屋でバイトしてるのですが、20年前に仕事の無かった僕にラーメン屋の仕事を紹介してくれたのも彼です。

つまり今の僕の生活のきっかけにいつも関わってきた奴でした。


最近は年に一度しか会ってなかったので、人間関係の中ではそれほど重要なポジションではないと思ってたのですが、亡くなってしまうと彼のいない世界がすごく奇妙に感じます。

生きていても滅多に会わないのに、もう会えないと思うと心が凄く重い。


存在感って重いんですよ。

悲しいとかよりも存在してた何かが無くなると他の何かで埋めようとするでしょ?

その心の変化が重いのです。

上手く言えないけど。


実際その喪失感の前では、酒もドラッグもセックスもロックンロールも無力です。

そんな物理的な問題ではない。

だから面倒くさい。


僕らは多くの死を乗り越えて行かなくてはならない。

それはつまり生が苛酷だという証明みたいなもんです。

だから生きてる意味なんて考えても無駄。

意味なんて無いんです。

生まれてきたから死ぬまで生きてるだけだと思いたい。

じゃなきゃ重すぎますよ。

平子ちゃんが元気に帰って来た事は嬉しかった。

でも生き残るという事はまた困難と向かい合う事になるわけですね。

面倒くさくてもみんなで長生きしようね!


さあてと。いつものようにライブ告知です。

3月30日(土)高円寺ペンギンハウス

open 18:00 start 18:30

charge¥1,800+drink

Mid Land Broad

なもなきず

冷たくしないで

みょうがの忘れ物

カナリア時限爆弾

今回、平子療養中のためドラム大堀と二人でやります。

これまた初めての試み。

でも恋の奴隷じゃないよ。

ちゃんとカナ爆だよ。

対バンは個人的には面識ない人達ばかりだけどユニークなネーミングでちょっと期待してます。

僕らの出番は21:50予定。

みんな遊びに来ておくれよ~。じゃーね✋


それにしてもピエール瀧が年下だったとは知らなかったわ。