偶然が重なって危篤の叔父に会えた話
いつものことですが、久しぶりの更新です。
我が家のある船橋市から2時間くらいの場所に、亡き父の弟が住んでいます。
近所に息子(私の従弟)は住んでいますが、88歳一人暮らしです。
私が小さな頃、祖父母や叔父と同居していてとても可愛がってもらったんです。覚えてはいませんが。
今年は父の七回忌の法要があるため、叔父にも参加してもらいたいと思い、案内状を作成しました。
郵送してもよかったのですが、叔父の自宅マンションの近くでたまたま用事があったため、様子見がてら案内状を手渡ししようと訪ねてみることにしました。
今思えば、虫の知らせというやつなのでしょう。
2年前に墓じまいして永代供養墓に引越した時、その法要の席で叔父とは会っていました。
その時は、脚は多少引きずっているものの、元気だったんですよね!
会食にも参加し、献杯の挨拶もこなし、笑顔で別れたんです。
今回、叔父の家を訪ねたら、インターフォンの電源が切れていました。
叔父は携帯電話を持たないので、家電にかけてみると、電源が入っていないというアナウンスが流れます。近年、電話に出ないことも増えていましたが、尋常じゃない嫌な予感がよぎりました。何しろ88歳です。
叔父のマンションの1階に古くからの不動産屋さんがあり、その建物の管理もしているかもしれないと思って声をかけ、事情を説明しました。
管理会社ではなかったのですが、お店の方が大家さんをご存じで、ご親切に連絡を取ってくださいました。そしたら、偶然にも大家さんがマンションの修繕で来ていたんです。
叔父は長くそのマンションに住んでいますので、大家さんとも懇意にしていたようです。
そこで、叔父が8月から入院していることを知りました。
ただ、入院先の病院まではわかりませんでした。
叔父の近くに住んでいる従弟が仕事用にマンション内の駐車場を借りていると大家さんが教えてくださって、見るとワゴン車が停まっていました。
「仕事から帰ってきているかもしれないから、訪ねてみたらいいですよ」と家も教えてくれて、インターフォンを鳴らしたら、すっかりおじさんになった従弟が出てきました。
従弟と最後に会ったのは子供の頃。50年くらい連絡も取っていませんでした。面影は全くありません。
普段、地方での仕事が多いそうで、家に戻ったのは久々だったと言っていました。
こちらも偶然。きっと叔父が引き会わせてくれたんでしょうね。
従弟の案内で無事叔父に会うことができました。
ただ、病床の叔父は痩せて別人のようでした。少し前から食事も摂れなくなっていました。高齢者にとって、2年という年月はこんなにも変わってしまうのかとショックを隠し切れませんでした。
最近は目を覚まさない日もあると聞きましたが、私が呼びかけると目を開けて微笑んでくれました。昔話にゆっくりと相槌をうち、かすれた声で一言二言、お得意のダジャレを言っていました。そしてまた目を閉じました。
悲しいけれど、お別れの時は近いのでしょう。
明日は、母を連れてお見舞いに行こうと思います。
もっと元気なうちに会えばよかった。
お読みいただきありがとうございました。