「Windows 11, version 26H2」Windows 11の年次大型機能更新プログラム
2026.10.06 01:16
生徒さんから質問がありました。
「この更新は行う必要がありますか?」
「Windows 11, version 26H2」Windows 11の年次大型機能更新プログラム
主な変更点と新機能 26H2はOSの根本をガラリと変えるものではなく、使い勝手の改善や日常的な操作性のブラッシュアップが中心です。
主な改善点
- タスクバーのアイコンサイズ(「小」サイズ)や配置の自由度向上
- スタートメニューのサイズ変更・表示項目の整理
- Windows 検索・エクスプローラーの利便性向上
- アプリ名の一部入力やスペルミスがあっても目的の項目が見つかりやすくなる
- システムのバックアップ・復元機能の強化
- Windows設定のバックアップ機能の強化
- 不具合発生時に直近の状態へ手軽に戻せる復元オプションの整備
また、最新のセキュリティ基盤に対応するとともに、適用することでWindows 11のサポート期限が24か月(Pro/Homeの場合)延長されます。
更新プログラムの確認方法
「 今すぐ行った方が良いですか? 」
結論として、「急いで今すぐ適用する必要はありませんが、時間のある休日に適用しておくのがおすすめ」です。
- 更新にかかる時間について
24H2や25H2をお使いの環境であれば、従来の大型OS再インストール型ではなく「有効化パッケージ」方式が採用されているため、ダウンロード後の再起動1回(数分〜十数分程度)で比較的スムーズに完了します。 - 配信直後の様子見も賢い選択
配信開始直後は、お使いの周辺機器(プリンターやスキャナーなど)や特定の専用ソフトとの相性問題が稀に出る場合があります。 - 日々の作業・業務を止めたくない場合
1〜2週間ほど様子を見て、世間の動作報告が落ち着いてから行うのも手です。
実施する際のおすすめタイミング 作業途中のファイルがない状態で、PCを使わない夜間や休日の空き時間に「ダウンロードとインストール」をクリックして進めるのが安全です。
今すぐ更新を行わなくても、パソコンが突然使えなくなったり動かなくなったりすることはありません。
ただし、放置し続けるとセキュリティ上のリスクや制限が生じます。 更新しないまま過ごした場合に以下のような影響があります。
- サポート期限が切れるとセキュリティ更新が止まる
Windows 11の各バージョンには約2年間(24か月)のサポート期間が設定されています。 現在お使いのバージョン(例:24H2など)のサポート期限を迎えると、毎月配信される「セキュリティ更新プログラム」が届かなくなります。 新たに見つかった脆弱性(ウイルスの侵入口や不具合)が塞がれなくなるため、ウイルス感染や不正アクセス、情報漏えいの危険性が高まります。 - 将来的にアプリや周辺機器が非対応になる
セキュリティソフト、ブラウザ、オフィス系ソフトや各種周辺機器(プリンター等)のドライバーは、最新バージョンのWindowsを前提に開発が進みます。古いバージョンのまま使い続けると、新しい機能が使えなくなったり、アプリの動作対象外になったりすることがあります。 - いずれ自動的に強制アップデートされる
サポート終了日が近づくと、Microsoftの安全ポリシーにより、ユーザーが保留していてもバックグラウンドで自動的にダウンロードされ、強制的にアップデート・再起動がかかる仕様になっています。大切な作業中や外出直前に突然長い再起動が始まってしまうのを避けるためにも、自分で都合の良いタイミングを選んで適用しておく方が安心です。
大型アップデート(機能更新プログラム)を安全かつスムーズに完了させるための事前準備と、現在のバージョンに応じた対応手順です。
アップデート失敗を防ぐための4つの事前準備
大型更新でエラーが起きる原因の多くは「空き容量不足」「周辺機器の競合」「常駐ソフトの干渉」です。実行前に以下を整えておくと失敗を大幅に減らせます。
- Cドライブの空き容量を確保する(目安:20GB以上)
「エクスプローラー」→「PC」を開き、Cドライブの空き容量を確認します。一時ファイルや不要なダウンロードファイルがあれば削除または整理しておきます。 - 不要な外付け周辺機器を外す
マウス・キーボード・ディスプレイ以外の外付け機器(外付けHDD/SSD、USBメモリ、スキャナー、各種アダプターなど)は、インストールの競合を防ぐため事前に取り外します。プリンターの電源も切っておくか、接続を切断しておくと安全です。 - 重要なデータのバックアップ
万が一の中断や起動トラブルに備え、ドキュメントや写真など大事な個人ファイルはUSBメモリやクラウド(OneDriveなど)へコピーしておきます。 - 電源と時間に余裕を持つ
ノートパソコンの場合は必ずACアダプター(電源コード)を接続した状態で行います。途中でスリープに入らないよう、作業終了後の時間帯や休日に実行します。
バージョン確認結果に応じた対応手順
キーボードの [Windows] + [R] → winver で確認した数字ごとの対応方針
- 【ケースA】現在「25H2」の場合
(推奨:様子見または都合の良い時に実施)
状況: サポート期限には十分な余裕(約1年間)があります。
対応:配信初期特有の不具合情報が出揃うまで、数週間程度そのまま様子見しても問題ありません。適用する場合は、上記の事前準備を済ませた上で、Windows Update画面の「ダウンロードとインストール」をクリックします。有効化パッケージによる更新のため、再起動1回・約5〜15分程度で完了します。 - 【ケースB】現在「24H2」の場合
(推奨:近いうちに実施)
状況: サポート終了(2026年10月)を迎えているため、セキュリティ更新が停止する前に移行が必要です。対応:事前準備(バックアップ・容量確保・周辺機器取り外し)を確実に実施します。Windows Updateから「ダウンロードとインストール」を実行します。ダウンロードと適用処理に30分〜1時間程度かかる場合があるため、パソコンを使用しない時間帯に進めます。
実際の更新手順と成功の確認
- 更新を開始する:クリックのみ
「設定」>「Windows Update」を開き、表示されている「ダウンロードとインストール」をクリックします。ダウンロードとインストールの準備がバックグラウンドで進みます。 - 指示に従って再起動する:PC操作不可
準備が完了すると「今すぐ再起動する」ボタンが表示されます。開いているアプリやファイルをすべて保存して閉じた後、再起動をクリックします。 - 更新が成功したか確認する:完了確認
再起動が完了してデスクトップ画面が表示されたら、再度 [Windows] + [R] を押し、winver と入力してEnterを押します。バージョン欄が「26H2」に切り替わっていれば正常完了です。