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梨の日

『新 ワーグナー家の女』

2019.03.23 08:28

一昨年、『制服』(安部公房)に出演させて頂いた時の、さんらんの主宰、

尾崎太郎さんが演出で参加している


劇団新人会公演

『新 ワーグナー家の女』

@上野ストアハウス






こちらに1日だけ、お手伝いに行かせて頂きました。

知らない劇場だったのにすっかりお馴染みの劇場になったなぁ。



リヒャルト・ワーグナーと、芸術と、アドルフ・ヒトラー。



2018年の年末から稽古は指導してたらしく、時間をかけて、歴史とストーリーと表現の身体を。


歴史もの、そしてヒトラー関連だと私が思い出すのは劇団チョコレートケーキ。

チョコの中でも再再演をされてる『熱狂』/『あの記憶の記録』は、時代の視点を変えて描かれるヒトラーやゲシュタポの話。



骨太で隆々と描かれるチョコがどうしてもよぎってしまうだけど、最大に違うのは身体性をもっての表現があること。



もの凄い量の、女たちの台詞。

受け取るだけでもとんだ器量と度胸が必要ね…。



前半は台詞が中心のシーン、

難しくて追いつけない箇所もあったし、惹きつける表現するにはなかなか動けない苦しさも。


けど、最後にかけての畳み掛けには目を奪われて。


『東京の夜』主演の中村有さんも出演してたのだけど、

こんな動いてる彼は見たことないよ。笑)


作品のために体をめちゃくちゃ絞ったらしく。

美しかったな。



最初の印象と余韻がなかなかに違って感じる、充実した作品でした。


明日で千穐楽。








太郎さんとも会ってお話して。

いつも正しく真っ直ぐな方。

そして人を尊重される人。

その姿勢がとても素敵なの。



中村さんとはもう恒例、

会ってハグして、腕で思いっきりお互いに締め付けて(笑)、元気を交換したんだ。



なんとも不思議な関係だと我ながら思う。笑)

色恋沙汰一切ないのに、とてもありがたくて癒されて、貴重な存在。

必ずまた何か一緒にやりたい人。



帰りも少し話すことができて、ほろほろとまた少し、何かをくずしてもらいました。

いうても、くだらない話ばっかりだっったし向こうが出演者の公演なのにめちゃ話し聞いてもらったんだけど。笑)


上半期、出演するものも多くて忙しいみたいですが。

私はその分、卑屈にならないように時間を使って、ちゃんと元気蓄えて。


動こう、動こうね。




痩せた分、公演終わったらどうか健康的な体を取り戻りますように。笑)


お疲れ様でした!

千秋楽まで、しっかりと物語を全員で紡いでくださいませ。。