「もういっかい」児童発達支援みのり
2019.03.23 09:15
子どもたち3名と紙コップを使ってタワーを作っていました。
どんどん積み上がり高くなってきたところで、一番小さなAくんがワクワクした顔で、紙コップタワーに突っ込み、紙タワーはガラガラと崩れてしまいました。
皆で力を合わせて積み上げた紙コップタワーだったので、子どもたちは、しばらく呆然としていました。
「あ〜あ 頑張って皆でつくったのに〜」とスタッフが泣き真似をすると、倒してしまったAくんは、しゃがみこんで、申し訳なさそうに「ごめんね」と伝えました。
さらにスタッフの顔を覗き込み「もっかいつくろうか」 その言葉に「いいよ〜」のみんなの笑顔と声。
ごめんねが伝えられた、Aくん。
それを、受け入れて「もう一回作ろう」と言ってくれたBくん、Cくんもとっても素敵です。
紙コップタワーが積みあがって高くなってきたときに、Aくんは紙コップタワーのそばでそっと手を後ろにしまいました。
これも、すばらしい成長だと思いました。
もういっかい何度でもやり直したっていい。
もう一度みんなで作ったら、もっともっとすてきな物になっている。
作って終わりじゃないっていい、 小さな引っ込めた手の思いも、嬉しく思いました。