企業向け「こころの健康講座」を担当しました🎤
先日、刈谷市様からのご依頼により、
市内の企業様で「出張型こころの健康講座」の講師を
務めさせていただきました。
「心をメンテナンスする -人の心も自分の心も守るために-」
をテーマに従業員の方にお集まりいただき、お話をさせていただきました。
今回の講座では、「メンテナンス」という言葉をキーワードにお話ししました。
設備や機械のメンテナンスであれば、点検基準があります。
どこを見るか、どうなったら危険か。
基準があるからこそ、壊れる前に気づくことができます。
一方で、心についてはその点検基準があいまいです。
どうなったら休むべきなのか、誰も明確には教えてくれません。
だから気づきにくいですし、本人でさえ気づけないことがあります。
厚生労働省の調査では、
働く人の82.7%が仕事や職業生活で強いストレスを感じていると答えています(令和5年 労働安全衛生調査)。
決して特別なことではなく、どの職場にもあることです。
さらに以下のように2部構成でお伝えしました。
ー前半:人の心を守るー
前半は、周囲の方の変化にどう気づき、どう声をかけ、どうつないでいくかをお話ししました。
いわゆる「ゲートキーパー」と呼ばれる役割です。
これはセンスの話ではなく、知っていればできる知識・技術なんです。
そして、声をかけ、話を聴くときの一番の軸は「主役は相手」であること。
アドバイスをしたくなる気持ちをいったん脇に置いて、相手が話し続けられるように返すことや、自分の話にすり替えないようにする等・・、具体的なポイントをお伝えしました。
ー後半:自分の心を守るー
後半は、ご自身のケアについて。
呼吸法、休息の取り方、考え方の癖、
そして「心を外部化する」という4つの方法をご紹介しました。
実際に10秒呼吸法を体験していただいたり、
ご自身の考え方の癖を書き出していただいたり、手を動かしていただく時間も設けました。
ご参加いただいた皆様が、ワークにも真剣に取り組んでくださったことが印象的でした。
普段、心の不調について考える機会は、ほとんどないかもしれません。
防災の備えと同じで、何もないときに準備しておくからこそ、
いざというときに動けるのだと思います。
今回の講座が、そのきっかけのひとつになっていれば嬉しく思っています。🌸