「すっぱいブドウ(イソップ寓話)」について
2026.10.10 20:25
ブドウの美味しい季節ですね。ブドウといえば、このイソップ寓話を思い出します。手に入れられないものを「価値がない」と思い込む心理を描いたお話。こんなあらすじです。
『キツネが木になっているおいしそうなブドウを見つけ、何度も跳び上がって取ろうとした。しかし、ブドウは高いところにあり、どうしても届かない。最後には、「どうせあのブドウはすっぱくて、おいしくないのだ」と言って立ち去った』。
この物語は、“諦めてしまうことの情けなさ”を描いているのかもしれません。子どもの頃に読んだときは、そう思いました。でも大人になって思い返すと、「核心は、手に入れられなかった自分を認めたくなくて、手に入らなかったものの価値を下げて、自分を納得させたことではないか」と思います。この寓話は、失敗したときに自分を守る心の働きを示す一方、できなかった理由を冷静に振り返ることの大切さも教えてくれます。まさに“すっぱい”物語ですね。
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