フッ素グリスの選び方|金型の精密小径ピンの焼き付き・動作不良対策
フッ素グリスはどう選ぶ?金型の小径ピンの焼き付き・動作不良対策
「細いエジェクタピンの動きが悪い」
「給脂しているのに、焼き付きが起きる」
「金型のグリスを替えたいけれど、何を基準に選べばいい?」
精密小径ピンの潤滑で、こんなお悩みはありませんか?
フッ素グリスを検討するときも、耐熱温度だけで選ぶのではなく、ピンの使用条件に合っているかを確認することが大切です。
まずは、グリス以外の原因も確認
動作不良が起きると、グリスを塗り足したくなるかもしれません。
ただ、ピンの動きには、汚れや摩耗、傷、クリアランスなども関係します。
まずはピンと穴の状態、古いグリスや異物の付着を点検しましょう。傷や摩耗がある場合は、グリスの変更だけで解決しようとせず、部品の補修・交換も含めた確認が必要です。
フッ素グリス選びで確認したい3つのポイント
① 実際の使用温度に合っているか
カタログの耐熱温度だけでなく、ピンが使われる箇所の温度や連続使用時間を確認しましょう。
「高温に対応している」という理由だけで決めず、実際の運転条件と製品の推奨条件を照らし合わせることが基本です。
② ピンの動きに合った潤滑特性か
精密小径ピンでは、潤滑を保つことと、スムーズな動作の両方が大切です。
グリスの硬さだけでなく、基油の粘度や使用温度での抵抗も選定の確認項目になります。ピン径・クリアランス・動作速度を整理して、適した製品を検討しましょう。
③ 適切に塗布・給脂できるか
「多く塗れば安心」とは限りません。
塗布量や位置、給脂間隔は、金型・部品メーカーの指定に合わせて管理することが大切です。また、異なるグリスへ切り替える際は、混合を避け、製品の指示に沿って古いグリスの除去・洗浄を行いましょう。
「フッ素グリスなら何でもよい」ではありません
同じフッ素グリスでも、製品によって特性や推奨用途は異なります。
選定に迷ったときは、まず次の情報を整理してみてください。
・使用箇所とピン径
・使用温度と動作条件
・現在使用しているグリス
・焼き付きや動作不良が起こるタイミング
どんな条件で、何が起きているかを明確にすることが、用途に合うグリス選びの第一歩です。
精密小径ピンに使用するフッ素グリスの選び方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
▼ 精密小径ピンに最適なフッ素グリスとは?焼き付き・動作不良を防ぐ選び方
金型の潤滑トラブル対策や、現在お使いのグリスの見直しにお役立てください。
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