好きな色と、似合う色が違ったときに考えること
パーソナルカラー診断をすると、診断結果と、普段好きで選んでいる色が違うことがあります。
「似合う色が分かったら、今まで好きだった色は着ないほうがいいの?」
そう感じる方もいるかもしれません。
けれど、パーソナルカラーは、好きな色をやめるためのものではないと考えています。
診断で分かる「似合う」と、その方自身が好きなものや、なりたい雰囲気。
どちらも大切にしながら、色を取り入れていくことが大切です。
好きな色は秋。でも、診断結果は夏だった
以前、秋らしい色が好きなお客様を診断したところ、結果は夏タイプになったことがありました。
お話を伺うと、
「好きな色は秋の色が多いです」
「普段も暗めの服しか着ないです」
とのことでした。
診断結果だけを考えれば、夏タイプが得意とする色をおすすめすることもできます。
ただ、普段から好きで選んでいる服を、診断をきっかけにすべて変える必要はありません。
そこで、
「パーソナルカラーは、客観的に見たときに似合いやすい色です。普段は好きな色を着ていただいて大丈夫です」
とお伝えしました。
大切な日に、少しだけ取り入れてみる
続けてお伝えしたのが、
「結婚式や節目のイベントなど、大切な日にパーソナルカラーを少し意識して取り入れてみると、いつもより一層きれいに見えると思います」
ということでした。
毎日の服をすべて診断結果に合わせなくてもいい。
例えば、大切な日の服やメイク、顔まわりの色など、ここぞという場面で取り入れてみる。
そのくらいの使い方でも、パーソナルカラーを知る意味はあると思います。
同じパーソナルカラーでも、似合うものは同じではない
診断やメイクについてお伝えする中で、難しいと感じることもあります。
それは、同じパーソナルカラーの方でも、似合うメイクや、その方が持っている雰囲気は一人ひとり違うことです。
例えば、クールな服装や雰囲気が好きな方に、春と夏の要素が強く出たことがありました。
そのときは、
「明るい色が似合います」
とお伝えしました。
診断結果としては間違っていなくても、あとから振り返ると、それだけでは十分ではなかったかもしれないと感じました。
診断結果だけではなく、その人らしさを見る
その方が普段からクールな服を好んでいるのであれば、単純に明るい色をおすすめするだけではなく、
春や夏の中でも、その方の雰囲気に馴染みやすい少し落ち着いた色。
クールな印象を残しながら取り入れられるメイク。
そういった提案までできたほうが、その方に寄り添ったアドバイスになったのではないかと思います。
「このタイプだから、この色」
と当てはめるだけではなく、
その方が普段どんな服を着ているのか。
どんな雰囲気が好きなのか。
どんな自分になりたいのか。
そこまで考えて色を選ぶことが大切だと感じています。
似合う色を知ると、いつもの自分を少し変えられる
メイクや髪色に迷っている方に伝えたいのは、すべてを大きく変えなくてもいいということです。
いつものメイクや髪色を、少し自分に合った色へ変えるだけでも、印象は大きく変わることがあります。
私自身も、自分のパーソナルカラーを意識して髪色やメイクを変えてから、友人に褒めてもらうことが増えました。
メイクや髪色は、顔まわりの印象を大きく変えるものです。
だからこそ、一度自分に似合う色の特徴が分かると、今までとは違う色にも挑戦しやすくなると思います。
「似合う」を知って、選べる色を増やす
パーソナルカラー診断は、使ってはいけない色を決めるものではありません。
好きな色を大切にしながら、似合う色も知っておく。
そして、その日の服装やメイク、予定に合わせて、自分で選べるようになる。
そうすることで、色を選ぶことを今まで以上に楽しめるのではないかと思います。
自分に似合う色が分からず迷っている方にも、新しい色に挑戦しながら、自分自身の新しい魅力を見つけてほしいと思っています。