背中に陽、胸に陰。 2026.10.17 03:01 背中が陽のエネルギーって、なんだか嬉しくないですか?自分では見えない背中に、明るくて、温かくて、活動的なエネルギーがあるんです。なんだか頼もしいし、守られているような安心感もあるよね。そして体の前側には、静かで穏やかな陰のエネルギー。ほっとする、安らぐ、力が抜ける。そんなふうに自分の体を感じてみると、いつもとは少し違う感覚が生まれてきます。先日の松戸と柏のヨガでは、東洋医学の陰陽の考え方を取り入れながら、体の内側にある感覚をじっくり味わっていきました。東洋医学では、私たちの体には「経絡」というエネルギーの通り道があると考えられています。背中の中心を通る「督脈」は陽。体の前側の中心を通る「任脈」は陰。陰というと、影や暗さ、ネガティブなイメージを持ちやすいけれど、陰には休息や静けさ、内側を満たす豊かさがあります。陽が活動する力なら、陰はその活動を支える力。どちらも私たちに欠かせない、大切なエネルギーです。そしてヨガにも、体の右側を太陽、左側を月のエネルギーと結びつける考え方があります。右の手のひらには、温かく活動的な陽のエネルギー。左の手のひらには、静かで穏やかな陰のエネルギー。両手を胸の前でそっと合わせて、呼吸を感じてみる。ふたつでひとつ。自分の中にある異なるエネルギーが、ひとつにつながっていくような感覚です。今回のレッスンでは、陰陽ヨガの要素も取り入れながら、ポーズをじっくり味わいました。仰向けになって胸を大きく広げ、体の前側に広がる感覚を楽しんだり。ブロックなどのサポートに体を預け、重力に任せながらゆっくり前屈を深めたり。サポートを受けながらのツイストでは、背中とお腹、左右の体が穏やかにつながり、陰と陽が溶け合っていくような感覚を味わいました。支えがあるからこそ、安心して力を抜ける。自分で頑張って動かそうとしなくても、重力に体を預けることで、少しずつ変わっていく感覚があります。そんな時間の中で、生徒さんからは、「なんだか腹落ちした」「自分はここにいていいんだと思えた」そんな感想もいただきました。嬉しかったなぁ。活動することも、休むことも。外へ向かうことも、内側へ戻ることも。陰と陽はいつもお互いを支え合い、補い合っています。ヨガという言葉には「結ぶ」「つながる」という意味があります。相反するものが、ひとつになっていく。自分の中にある陰も陽も、どちらも大切にできる。そんな感覚を皆さんと分かち合えた、心地よいヨガの時間でした♡