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石塚洋輔 公式ブログ

人を見る上で大切にしていること

2019.03.25 02:10

経営者さんから質問をいただきました。

自分の在り方として大切にしていることでも有ります。


「石塚さんが社員チームメンバーさんを見ていて

どんな基準を持って接しているかを教えてください。

人を見る上でどんなことを大切にしているかを教えてください。」


今まで私自身、1000社以上をコンサルティングで関わらせていただき

自身でも事業を経営、日本一の売上実績を出しています。


店舗を持ったり、営業部隊がいたり

人を雇用する事業をしているクライアントさんも多いですし

人を雇用する事業も自身で行っているために、説得力を持ってアドバイスが可能ということで、よく質問をいただくことがあります。


価値観を明確に打ち出すことは

参考記事

にてお伝えしました。


会社の経営理念を打ち出し

ぴったりとあった人が会社の仲間になることは

前提です。


それでも、ミスマッチが起きる事はあります。

ただ、その確率は格段に少なくなる事は明らかです。


急に来なくなってしまった。

ということも。


3年以内に辞めてしまう場合に

1000万円のロスがあると言われています。


厚生労働省発表によると

入社後3年で社員が退職した場合、

3年分の給料やボーナス、社会保険、採用や教育の費用など、企業の損失は約1,500万円にもなります。


さらには、新しいスタッフ採用のコストも忘れてはなりません。

そしてコスト面以外にも、そのメンバーが抜けてしまう事で

プロジェクトが進捗しなくなったり、生産性、抜けたことによって社内に起きる

精神的な影響、社内の雰囲気の悪化による生産性の低下。


あらゆる見えないコストが発生するのです。


ですから、人を選ぶときは

条件だけで採用せず、価値観の共有

ミッション、ビジョンの共有など

慎重になることがそもそも重要なのです。


そして、その後大切になる事は

シンプルです。


人としてどうあるべきか。


私が重要視している事は

「有難う」と「ごめんなさい」

が素直に言えるかどうか。


簡単なことに見えますが

実にレベルが高いことなのです。


どういうことなのか。


「有難う」が言える

感謝の気持ちがある事はわかります。

もし「ありがとう」が言えないとしたら

人にやってもらったことがわからないということになります。


自分の非にも気がつくことができませんし

人とのコミュニケーションが円滑に行きません。


良いところを探し、やってもらったことに感謝

参考記事


素直にお礼が言えることで

その人は人から応援される人になり

社内でも新しい仕事をどんどんお願いされたり成長していける人。


「ごめんなさい」が言える

これについても大事なこと。

ごめんなさいが言えないという事は

やはり自分の非に気がつかないということになります。


自分自身で状況を改善していく事はできませんし

過ちを犯した際に「ごめんなさい」が言えなければ

関わる相手との人間関係は成立しません。


周りからすると「この人何もわかっていない」

「傲慢である」「謙虚さがない」

結果的に人から応援されなくなってしまいます。


そして素直に「ごめんなさい」が言えなければ

その人は状況を改善していくことができません。


謙虚さが感じられなければ

その人は人から応援させることがなくなり

お客様もその人のファンにはなりません。


ですから

「ありがとう」

「ごめんなさい」

が言える事は大切なのです。


勘違いして欲しくないのは

「ありがとう」

「ごめんなさい」が言えることが大事だと認識したところで

その言葉を乱用する人たちがいることです。


言えばいいと

「ありがとう」

「ごめんなさい」を乱用しますが

何を思ってそれを言っているのかが非常に大切なところで、

本質を勘違いしてしまいます。


ですから、どんな情報を見るときも

その本質を理解し使いこなすようにしてください。


そして


「ありがとう」

「ごめんなさい」



素直に言える自分に成長していきましょう。