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穏やかに花粉症と戦う!

2019.03.28 00:00

こんにちは('ω')



暖かい日も増えてすっかり春らしくなってきましたね♡



しかーし!


花粉の飛散も最盛期を迎えています・・・


私は幸いなことに花粉症ではないんですが、今年は透明な鼻水が突然タラーンと垂れてきたり喉がイガイガしたりと、若干花粉症っぽい症状が出てビビッてます(((´;ω;`)))



なんでそんな小っさい花粉ごときに体調を左右されなきゃならんのだ!!

これ以上の症状出てほしくないよ~(((´;ω;`)))




ということで、お薬を飲むまででもない症状の私が日々予防対策としてちょびっと意識できるように「花粉症を予防するお茶」を調べてみました!




今年の症状改善には間に合わないかもですが、来年に備えて!また、秋の花粉症がある方は今から始めても十分効果があると思いますのでご参考に~(∩´∀`)∩





花粉症のメカニズム


まずは、花粉症って身体の中で何が起きてるの??


ということを理解しておきましょう。ここをサラッとでも覚えておくと、お茶だけでなくお薬を選ぶときにも役に立つので重要です!








花粉症とは、本来身体に害をなさないはずの花粉(アレルゲン)に対して免疫機能が過剰に反応した結果、花粉を外に出そうとするためのくしゃみや鼻水・鼻づまりなどの症状が起こるアレルギーの一種です。




①飛散した花粉が目や鼻から体内に侵入する

 ↓

②身体の中をパトロールするリンパ球が花粉を異物と認識し、免疫スイッチオン!

 ↓

③花粉に対しては花粉だけに反応する「特異IgE抗体」が形質細胞で産生され、蓄積される

 ↓

④産生されたIgE抗体は、血液中を流れて皮膚や粘膜など全身に分布する「肥満細胞(マスト細胞)」の表面にある「高親和性IgE受容体」というレセプターに結合します!

 ↓

⑤「肥満細胞(マスト細胞)」にくっついた「IgE抗体」は再び花粉が体内に入ってくるのを待ち受けて待機しています・・・(この状態を感作(かんさ)と呼び、この時点ではアレルギー反応は出ません)

 ↓

⑥感作された状態で再び花粉が侵入してIgE抗体と反応すると、結合している肥満細胞(マスト細胞)から化学物質(ヒスタミン・ロイコトリエンなど)が放出され、花粉を体外に放り出そうとして くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・涙 などの症状が起こります!!






このようなメカニズムで、身体は花粉に反応して辛い症状を引き起こしているのです・・・







花粉症に効果があるとされるお茶


花粉症に効く!!と言われるお茶は数々ありますが、何に効いてるの?どんな働き?ということに注目してご紹介します(^-^)




〇甜茶(てんちゃ)

中国で古くから親しまれる薬草茶で、茶葉は地域によってユキノシタ科・ブナ科・バラ科などがあり効果も異なるので、甘いお茶の総称として「甜茶」と言うみたい。

日本で「花粉症に!」と販売されているのはほぼバラ科です。


どのタイプの甜茶にもミネラルやポリフェノールなどアレルギーに効果のある成分は含まれていますが、バラ科にのみヒスタミンの過剰分泌を抑制する「GODポリフェノール」が含まれています!

ということは、花粉がたくさん体内に入ってしまって感作されている状態でも、くしゃみや鼻水などの症状になりにくい・・・ということですね(*'ω'*)


また、甜茶に含まれるポリフェノールの抗炎症作用は、花粉症で起きる鼻や喉の粘膜の炎症を抑えるのに効果的と言われています!


独特の甘みが好き嫌いあるとは思いますが、なってしまった花粉症に!穏やかな効き目がありそうです!




〇べにふうき(紅富貴)茶


べにふうき茶は、アレルギーを抑制する効果がある「メチル化カテキン」というポリフェノールの一種を豊富に含みます!

どうアレルギーを抑制するかというと、「メチル化カテキン」花粉をキャッチするIgE受容体自体の発現を抑えることから、ヒスタミンを放出する指令を抑制する!というものです(^-^)


べにふうきはもともと紅茶向きとして日本で作られたお茶ですが、茶葉を紅茶に加工するとメチル化カテキンが減ってしまうそうなので、花粉症のために飲むなら「べにふうき緑茶」が一般的。


効果の特徴は、鼻水に効果的で飲んでから即効性があるということ。だいたい10~30分程で効果が出るそうですが持続性は無いので、飲むタイミングを考えた方がよさそうですね!




〇ハトムギ茶


利尿作用やデトックス効果が有名で、昔から女性に人気のハトムギ茶。漢方では「ヨクイニン」と呼ばれています!

イネ科の麦の一種であるハトムギは、農作物がうまく育たないような土地でも収穫できるという強い植物。生命力の強い植物は本当に効果が高いです(^-^)


抗酸化成分が豊富で消炎作用もあり、アレルギー症状の発現を抑えて緩和してくれます。

身体機能の代謝を促進させるので、ゆっくりと体質自体を改善するのにオススメ!




〇紫蘇茶


紫蘇にはアレルギー症状を抑制する抗ヒスタミン成分が多く含まれます。

しかし紫蘇を毎日たくさん食べるのは無理・・・ということで、お茶で簡単に摂りましょう!


特に赤紫蘇に多く含まれる「ロスマリン酸」はポリフェノールの一種で、抗酸化作用・抗菌・抗ウイルスなどの効果がありアレルギー症状を緩和作用があります!

(ほかにもローズマリー・レモンバームなどのシソ科植物に含まれます)

近年では、ロスマリン酸には認知症予防に効果があるとして注目されています。




〇ルイボスティー


前に散々お話した「ルイボスティー」!

活性酸素を抑える酵素「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」の強い抗酸化作用で免疫力を高めて、花粉症などのアレルギー反応を抑制する働きをします!!




その他にも、ハーブティーでは「ネトルティー」「エキナセアティー」など。


また、杉の葉を煎じた「杉茶」を飲んで意図的にアレルゲンを体内に摂り入れるという、ワクチンと同じような効果を狙ったやり方もあるみたいです(でもちょっと心配なやり方ですね💦)







いろいろなお茶のレポや感想を読みましたが・・・・


全員が効果がある!というものはないですね(;^ω^)



体質や症状の違いも関係するので・・・体質改善?ヒスタミン抑制?など何に効果を持っているのかで試してみると、分かりやすいかと思います(*'ω'*)




私も来年に向けて、手を出しやすそうなハトムギ茶あたりから試してみたいと思います(∩´∀`)∩

来年よい報告ができるように頑張ります☆





では、また(´▽`)ノ