梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、神谷浩史がAnimeJapan 2019のTVアニメ「進撃の巨人」Season 3 スペシャルステージに登場！

©諫山創・講談社／「進撃の巨人」製作委員会

3月24日、東京ビックサイトにて世界最大級のアニメイベント『AnimeJapan 2019』が開催され、TVアニメ「進撃の巨人」Season 3 スペシャルステージに声優の梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、神谷浩史が出演した。

MCを松澤千晶が務める中、 ステージに出演者達が登場すると会場に拍手が響き渡る。神谷は、AnimeJapanに進撃の巨人から参加するのは初めてとの事。元気いっぱいの「おはようございます！」という挨拶で朝から始まったステージに気合いを入れた。

「エレンとはシンクロしてしまう部分がある」と話すのは梶。

これに対して周りも同意しているようで神谷は「巨人の後、ちょっとガラが悪いもんね（笑）」と話すと石川も井上も同意している様子であった。

「自分にもこういう荒々しい部分があったんだなと発見しましたね。」と役者ならではの思いを語った。

©諫山創・講談社／「進撃の巨人」製作委員会

 アフレコ現場はピリっとした緊張感があると話す4人。

この事について井上は「人の生き死にを1つテーマにしている作品なので、最初は仲間が増えていくという状態が続いて、それが私たちにとっても和んだり打ち解けていく時間があったんですけど、回を追うごとに人が少なくっていって、それが辛かったりとか緊張感を生み出しているのかなと感じます。」と分析した。

ここで『進撃の巨人 attack one talk！』と題した、進撃の巨人 Season 3についての質問を漢字1文字で答えるコーナーが始まった。 最初の質問は「Season 3 Part 1を漢字1文字で振り返ると？」 これに対し、梶、石川、神谷は「人」と揃い、井上だけが「親」と書くという結果に。

©諫山創・講談社／「進撃の巨人」製作委員会

これを見た井上は「書き直していいですか？（笑）」と思わず提案。理由については「私が思い描くPart 1のシーンは皆の親が出ていて、それぞれのキャラクターの原点を親に感じたので・・・親（ひと）です！（笑）」と明かした。

 一方「人」と答えた石川は「今まで絶対的な悪として巨人と戦っていたけど、Season 3は人と戦う事になってしまって、結局は人対人なんだという事が解ったPart 1だと思いました。」と話した。

進撃の巨人に関しては凄い作品だからこそ、4人それぞれプレッシャ―があったと話す。

神谷は「最初スタジオに行くのがもの凄く怖くて、プレッシャーに押しつぶされそうになって、スタジオへ行くのが億劫（おっくう）だったんです。けど年数を重ねてきてスタッフ、キャストとの信頼関係が出来上がっていく中で『この人達と一緒なら自分が思ってもいないような所へ辿り着けるに違いない』と思うようになったんです。最初は台本を貰って目を通す事、音にする事が怖かったりしたんですが、今は音にしたくてしょうがないという所に辿り着いています。」と作品に対する思いを語った。

©諫山創・講談社／「進撃の巨人」製作委員会

梶も「僕自身としては不安もありましたが、役者としては楽しみ以外の何者でもありません！もう滅茶苦茶になりたいです。自分がどうなるか解らないけど、その自分でも解らない感覚を求めていますし、そうなる自分が楽しみです！この進撃の巨人が皆様にとって大切なもの、かけがえの無いもの、忘れられないものになるように・・・『ライナーとベルトルトを駆逐してやる！』という気持ちで頑張りたいと思います！」と名台詞「駆逐してやる！」を交えて語った。

最後は観客がその場に立ち上がり梶が「心臓を捧げよ！」とマイクを通さない生声で呼びかけると、観客が心臓に手を当てるポーズで応え、会場全員の心を1つにし、TVアニメ「進撃の巨人」Season 3 スペシャルステージは幕を閉じた。

文：山岸一之