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3月15日 曽於市[道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」]で、またまた、隼人伝説に遭遇‼︎

2019.03.24 13:11


道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」は、入り口にレストラン、お土産物、物産品を扱う道の駅があり、その裏側には広〜い総合運動公園が隣接している。



その奥には広〜い駐車スペースのある温泉施設、



さらにまた、その奥の丘の上には、



こんな大きな像が、ドーンと辺りを見下ろしているという、なんとも珍しく壮大なスケールの施設。




この方が「弥五郎どん」とおっしゃる伝説の人物だそうな。


こんなに大きな像が建てられるなんて、一体何者?


ここの敷地内には「弥五郎まつり館」という資料館があるという事で、KY夫婦は  さっそく弥五郎についての調査を開始することに。




「弥五郎どん」は、隼人族の首長。


不服従を貫き、朝廷と戦って破れた英雄として、この辺り一帯では語り継がれているようである。



朝廷は、隼人民族虐殺の罪滅ぼしの為、鎮魂の行事「放生会」を行った。


ここまでは、死後の菅原道真公の扱い同様、分かりやすい構図である。



しかし、ここに不可解な内容の記述が。




「弥五郎どん」に、竹内宿禰伝説?



征伐された側の魂を鎮める為のお祭りであったはずが、いつの間にやら、朝廷側の英雄伝説になっていたということ?



1534年といえば、この近くの種子島に鉄砲が伝来した年。


遥か昔に、貴族の時代は終わりを告げ、武士の時代となっているし、その間に何度も為政者は交代している。


いつたい何の為に、祭りの歴史を改ざんしする必要があったのだろうか。




そういえば、確かに、この弥五郎どんの衣装は、どう見ても朝廷側の衣装。




一方、下の写真は、岩川八幡神社の「弥五郎どん祭り」。



山之口の「弥五郎どん祭り」。


日南市口ノ上八幡神社の「弥五郎様祭り」。


各地で開催されている「弥五郎どん」の顔や衣装は、どう見ても竹内宿禰には見えず。



現在、隼人について残されている文献は少ない。


しかし、無念の死を遂げた人々への思いは、子々孫々、語り継がれてきているようである。



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