絵心が無いから「絵を描く催し物」をします。
「絵を描く」ことがとにかく苦手です。
「苦手」だと自覚したのはいつだったか・・・小学校上がる前とかは普通に描いていた気もするのだけれど。
高学年だか中学生だか記憶はないけど、夏休みの宿題で「絵」があったことは覚えています。
その時は、今でもはっきり覚えているんですけど
・風景を写真に撮る
・画用紙のサイズとの比率を計算する
・定規で一つ一つ計測しながら、写真を画用紙にトレースしながら「描く」
ということをしていました。
美術の時間とかもたいてい「模写」で色々乗り切ってた気がする。
もう一つ覚えているのは高校1年の生物の授業。
なんか、植物の絵を描かされたんですよね。
友だちに「幼稚園児の絵やな」と爆笑された記憶があります。
会社員になって「マインドマップ」的な研修を受講したこともあり、
頭の中を図やアイコンを使って絵にする、みたいなことを習って、
「絵は、慣れです」みたいなことも言われるのですが、
「そうねえ・・いつかはやってみないとねえ・・」なんて、
のらりくらり、と。
そんなこんなで「絵を描く」ということからは遠ざかってきた人生。
なんなら一生「お絵描き」からは手を引きたいと思っていた人生。
そんなわたくしが、一人、空き家の庭で「お絵かき大会」をしてみようと思っています。
すこーしだけ「絵」に触ってみたのは去年。
夏にワークショップデザイナー、という3か月間の育成プログラムを(趣味で)受講したのですけども。
その講座には色々な業種・職種の方がいて。
「ワークショップ」には色々な形態があるので、
いわゆる「アート」な仕事をしている方もわりとたくさんおられたのです。
そういう方々と触れ合っているうちに、アートや絵に対する苦手意識がなくなったわけではもちろんないのだけども、無理ない程度に「受入れる」意識がついていて。
で、夏休み。
とあるできごと。
帰省して、姪っ子(6歳、5歳)と甥っ子(3歳)が絵の具を買った、と遊び始めたら、
筆が一本足りなくて。
あやうく喧嘩になりそうになったところを
「指でも絵は描けるんやよー」と教えてあげて、お手本を見せてあげたら、
子どもたちが自由に指を使って絵を描いてるのを見るのがものすごく可愛くて。
自分も拙いながらも一緒になって指でチューリップとか描いてたら、
「下手でもいいよね・・・楽しく遊べれば・・・」という気になっていた、ので。
「まあ、ほんと、機会あったら、今度、絵を描いてみよ」と思っていたりもして。
そんなこんなのちょっとした気持ちの変遷がありつつ。
どうすることもできなくて持て余している祖父母が住んでいた空き家の庭に、
この冬、チューリップを植えてくださった方がいて。
せっかく咲くのであれば、その風景をちゃんと残しておきたいと「こもりく春のチューリップ祭り」と称した小さなお祭りを企画するに至り。
「よし。絵を描いてみよう」と。
なんとなく自然に思ったのです。
今でもなんでか、よくわかんないけど。
とにかく絵心が無い。
それは変わっていないけれども。
ぼーっと春の庭に座って絵を描いてみる、というのも・・・
何かしらの修行っぽくて良いのではないかしら、と思う次第です。
果てしなく地味な催し物なので、基本的に一人で絵を描いている予定ですが、
ご一緒してくださる方がいればお越しくださいませ。
(画材などはご持参くださいませ。
前日までにご連絡頂ければ、色鉛筆と画用紙あたりはご用意できるかもです)
お問い合わせ:こもりくブックセンター
こもりく春のお絵かき大会
日時:2019年3月31日(日)10時~15時
場所:こもりくブックセンター
(奈良県桜井市初瀬/近鉄長谷寺駅徒歩5分)
こもりく春のチューリップ祭り
日時:2019年3月31日(日)~4月13日(土)
facebookイベントページはこちら⇒こもりく春のチューリップ祭り
※詳細はチラシもご参照ください。
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