3月16日 曽於市 → 南大隅町根占 → 佐多岬 → 大崎町(183km)
今日の予報は晴れ模様ということで、九州の最南端・佐多岬を目指す。
昨日のうちに大隅半島を南下し、鹿児島湾を挟んで指宿、開聞岳をのぞむ道の駅「根占」で一泊する。
辺りは真っ暗で何も見えず、やや意気消沈しつつ眠りについた。
朝起きると、こんな看板が。
暗くてトイレが見当たらなかったが、実は上の方にあった。
それにしても、龍のマークや提灯の感じが、なんとなく中華風なのは、なぜ?
ここから、目標の佐多岬までは33㎞、ほぼ45分というところか。
目の前には、開聞岳がくっきりとした美しいシルエットを浮かべている。
途中から県道を離れ、以前は有料道路だった気持ちのよい道を走り、ほぼ予定通りに、佐多岬、北緯31度線展望広場に到着。
ここから、近くにある駐車場に車を停めて、佐多岬展望台まで歩く。
完成したばかりの綺麗な休憩所でコーヒータイム。
ここには、無数の気根を髪の毛のように地面に伸ばしたガジュマルが立っている。
沖縄と奄美の島々を思い出し、しばし見上げる二人。
では、この先に見える展望台を目指してレッツ・ゴー‼︎
まずは、このトンネルを抜けて、山道へ。
崖沿いの山道を抜けると、波立つ岩の向こうに開聞岳が。
10分ほどで展望台に到着。
最先端までは行くことが出来ないので、ここが最南端地点ということになる。
この視界の先に、奄美列島が連なっているということになる。
写真では分からないが、結構風が強い。
ひとしきり景色を眺め、そろそろ帰路に。
この参道の先に、駐車場がある。
参道の道は、現在修復中。
所々に、こんな可愛らしいマーキングも。
先ほどの駐車場に戻る。
観光道路を戻る途中は、ガジュマルのトンネルになっている。
気根が、車にバチバチと当たる。
道の駅根占辺りに戻ってくると、薩英戦争に備えて薩摩藩が備え付けた砲台跡があった。
しかし、動き回る標的に対し、こんなチャチな大砲が、どれくらいの効果を持つのだろうか。
実際に発砲はされなかったようだが。
松並木の間からは、相変わらず開聞岳の勇姿が。
通りすがりに発見した、志の高いキャッチフレーズ。
今日の宿泊地、大崎町にある道の駅「くにの松原おおさき」。
広い駐車場に温泉施設もある、有り難い道の駅だ。