Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Kazu Bike Journey

Ride in Setouchi & San-in Day 9 (24/3/19) Onomichi City Ride 尾道街巡り

2019.03.24 15:40

Onomichi City Ride 尾道街巡り

Visiting temples 寺巡り

尾道の観光の目玉として寺院巡りに力を入れている。尾道は歴史が長く開山1000年以上の寺院が多くある。尾道の限られた面積の中に多すぎるほどの寺院がある。寺院が密集しているところは、たまに見かけるが、ここも多い。全ての寺院巡りをすると2-3日かかるのではないだろうか、そうすると当然泊まりとなる。街にとっては日帰りよりも泊まりが有難い。この目論見もあると思う。案内図では33寺院が載っている。最盛期は100を超えたと言う。

この内、主要な寺院を数カ所訪れた。

浄土寺

どこの寺もJRの線路を超えて山側の高台にある。そのため、寺があるたびに踏切や地下道が寺の門にへの階段に続いている。電車の本数が少ないので、殆ど踏切は空いているのでストレスなくお参りができる。寺の紋が足利氏のものなので、寺の人にその成り行きを尋ねると足利尊氏が楠木正成/新田義貞に敗れ京都から九州に逃げたときにこの地寄ったことからこの紋の使用を許されたそうだ。その後歴史談義になり楽しく交流が出来た。

海龍寺

浄泉寺 1523年 浄土真宗

西國寺 729年 真言宗

空海以前の寺で立派。西日本豪雨で被害があり修復中だった。三重の塔には近づけない。

福善寺 1573年 浄土真宗

大山寺 平安時代初期 真言宗

御袖天満宮

艮神社 (うしとらじんじゃ)

天寧寺

千光寺

海峡の向こうには向島が目の前に見える。海と言うより川の様な感じだ。

千光寺公園には開花した桜も見られた。

信行寺 1214年 浄土宗

寺で草むしりをしていたおばあさんに声をかけた。広島弁で色々と話してくれた。週に2-3回草抜きをしている。これだけ多くに寺があるので、檀家が少ない寺も少なくない。この寺も昨年まで住職不在で屋根もボロボロになり、各檀家の修理費用の寄進が100万円以上になり負担が重い。維持していくのに苦慮している。やっと今年から他の寺の住職が掛け持ちで面倒見てくれることになった。もう80才を超えている様に見えるが、時々見せる笑い顔が素敵だった。

宝土寺 1345年 浄土宗

周った寺社は以上だが、それ以外にも面白い所があるので紹介しておこう。

猫の細道

妙な名前だ。細い坂道に色々な店がある。どこも猫をテーマにしている。道に猫のペイントをした石が所々に置いてある。確かに猫が多い。野良猫だが、世話されているのか、人なつこい猫もいる。

ネコノテパン工場

狭いお店で売り場は人が2人しか入れない。繁盛している様だ。

尾道の駅周辺は平坦なところはごく僅かで民家は山の坂に建っている。車が入れる所は少なく、猫の細道の様な狭い急な階段や坂道で往き来をしている。年配の人には大変だ。

過疎化もあるだろうし、不便な所為もあるだろうが、人が住んでおらず廃墟化している家も少なからず目についた。若者たちがそういった家を店やカフェやアトリエにしているプロジェクトも進行中。

志賀直哉旧宅

旧和泉家別邸

ガウディハウスと呼ばれている。少し普通の家とは違っている。和風ガウディか....

尾道本通り商店街

昭和のお店が建ち並ぶ商店街がある。昭和はもうレトロになってしまったのか。子供の頃は大正がレトロだったのを考えると、今年新年号になるので、時の流れだから仕方がない。商店街は地方都市共通だが、シャッターを閉めている店が多く、活気にあふれたとは言えない。所々、観光客が集まっているぐらい。少し寂しいところもあるが、他の地方都市に比べれば良い方。

明日は三原市経由で東広島への予定。