せまい日本の空いている土地

【issues】

全体を語るようなマクロのお話しではなく、
目の前のとてもミクロな、聞いてきたお話しです。

生産者の方とお話ししていると、

老齢や兼業の関係で、土地を遊ばせている方が
年々増加しているというようなことを耳にします。

産地にもよるでしょうし、

個々で出荷している（個選）の方と、
グループで出荷作業を行う（共選）の方とでは、少し思うことも違うのかもしれませんが、

せっかくの土地が遊んでいるのは、なんだかもったいないような気もします。

地域でもそれぞれに、ただ遊ばせているだけでは無いそうで、
都心から移住してもらい、空いている土地をお貸しすることを考えたり、
地域で、借り上げて別のものを作ってみたり、

工夫してきたとのことですが・・。

都会から移住して生産を始める方の多くは
今の傾向でもある、無農薬にこだわられる方が多いそうで、、、。

初めての農業です。
無農薬でするにあたっての勉強や指導もあまり受けていない、
とにかくやってみるという勢いと体当たり精神で、
初めてみるものの、、。

手取りの害虫駆除に追われ、近所の畑にまでその害が進出することもあり、
野草が伸び放題で土地も荒れてきて、
早い段階で、諦めて都会に帰っていく方が多いのだとか・・・。

貸している方も、荒れるだけ荒れた土地の手入れも大変で
貸すのが嫌になるのだそう。

お貸しする方にも、お借りする方にとっても

良い方法があったら良いのに・・・と思うのですけどね。

この問題、もしかしたら、
いろいろな場所であるのかもしれないですね。

その土地土地にあった良い方法、見つけられると良いですね。