歌えるよ 愛のある話
雨の中 今日も誰かを探して
たどり着く 歌で励ましながら
昨日の夢に見た会えない人と
歩いてる 住み慣れた街で
風の中 我は孤独な旅人
いやただの 寂しがり屋の酔っぱらい
あなたの心が動くのならば
歌えるよ 愛のある話
雨の散歩道 / 小山田壮平
どんな時に涙が出てるかと聞かれたら
それはそれは、
本当のことを相手に伝えるときと
本当の気持ちをもらうとき だよ
昨日、朝の五時くらいに目が覚めて
友だちの日記を読んでたら
珍しくも自分のことが書いてあって
新しい職場になってから一週間が経つ
未だに見慣れない景色、
飛び交う ぎこちない挨拶たち
新しい人たち
もう昔っからなんだけど
新しい人を受け入れる時間が長い
でもまあ、目を見て話すことが大事だ
君の大事なものを見せておくれよ
わたしのも見せるからさ みたいなやりとり
って本当に大事
そこですぐに否定して
マウントするんじゃなくて
受け入れる 参考にする
人の嫌いを知る そしてその嫌いを
やらないように気を付ける
難しいことなんだけど
弱いわけじゃないけど 強いわけでもない
暇があれば 終わりを考える癖 直らない
自分が死んだとき どれくらいのひとが
泣くのだろう
愛理の葬式のときに わたしとかなえだけが
涙を流していて 他の人は泣いてなかった
あの現象に名前なんてあるものか
芸術の隣で生きている人たちってそんな
感じなのかなって当時二十歳にもなってなかったわたしは思った
竜次の葬式のときは ほとんどの人が泣いてた
若さなのかな 感情が豊かだからなのか
表現者でもないからか 知らないけれど
その差ってなんなんだろうと今でも思う
わたしが泡となって 海と一緒になって
消えてしまっても 忘れないでほしいよね
三、四年後には結婚したいな
現実的な数字ではないけれど
仕事も良いけど
まだ出会ってないだけのきみのために
いきてたいな