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TOMIZ BLOG -小麦粉・バターの品揃え日本一!-

パン作りお菓子作りにはやっぱりバター!そんなバターの歴史をお勉強♪

2019.03.27 01:30

今日は、いつもとすこし趣向をかえて、
「バター」の歴史についてのお話をさせていただきまーす。

今でこそいろいろなバターがあって、
TOMIZではこうしてバターまつりを開催できるほどの種類があるわけですが。

どうやってこのバターが生まれたのか、今日はその歴史を紐といていきましょう!

じつは新約聖書でもその存在にはふれられているバター。

…うーん…なかなか長い話になりそうな気がしてきました。


そもそもいつから「バター」があるのかっていうと、
じつは紀元前2000年頃からそれらしきものがある、という記録が残っているようです。すごいっ!!

でも、古代ギリシア時代とか、ローマ時代とかには、
「食べる」ためのバターではなく、化粧品とか、医薬品的な役割だったようで…。
って、なんだか似たようなくだりのお話を、
以前このとみログでもしたのを…覚えていますか??

そう。「ギー」の時のお話。
インドの昔ながらの伝統的な医学「アーユルヴェーダ」においてのお話でした。

そっか、「ギー」がそういう用途につかわれていたのは、
こうやって考えてみると昔からの流れだったのですね…。

なんだか納得。


ちなみに最初は意図せず、偶然できてしまったようなバターなのですが、
きちんと意識して「製造」され、そしてそれが記録にのこっているのは紀元前500年頃のお話。

「馬や牛の乳を木の桶にいれて、激しく振動させ、
表面に浮かび上がった部分をすくいとってバターをつくった」

という記録が残っているようです。

その後、紀元前60年ごろになってから、
ポルトガルにて、食用として使われだし、
そこからフランスやベルギーなどの、ヨーロッパ各地へと広がっていったらしいのです。


ちなみにフランスといえばこのバターですね!!
ながおも大好きなこのバター!!!
実はまさにいま、数量限定で販売中です!

と、うっかり話それましたが、
その後バターをつくるための容器は、石や陶器などに変わっていったり、
ヘラで撹拌されて作られるようになったり…と
少しずつ変わっていくようではあるのですが、

よくよく考えると、基本的な原理などは
今までと何ら変わらないようですね。
だぶんこのレシピで、バターを作っていただくと、
シンプルにバターができる工程がよくわかるかも!!


手づくりバター

そして日本にそのバターがやってきたのは奈良時代。
「蘇」といわれるのが、日本最古の乳製品といわれています。


「牛乳を凝縮して作られていた」と、
こちらも一応記録にはのこっているらしいのですが、
どうやらその製造方法などはもう記録にのこっていないらしく、
限られた文献をもとに、復元しようとしている方もいるらしいのですが、
なかなか難しいらしいのです…。

うーん。そうきくとよけい興味がわいてきますね!!「蘇」!!

でも、いろいろな文献でいわれている共通事項としては
「蘇は牛乳からできいている乳製品で、おいしいものだった」ということらしいので…

うん。
きっとおいしいバターのようなものだったにちがない!!

さて、実はこの後一旦、平安時代の終わりごろになると、
全国にあった牧場もすたれ、乳製品は姿をけしていったそうです。

再度、日本に乳製品がやってくるのは、江戸時代後期。

長崎のオランダ商館にて、ウシやヤギを飼って、バターを食べていたようです。

そして…



パカラッパカラッパカラッパカラッ(馬の足音)
♪てーってれー てれーれれー



とおもわず歌ってしまいましたが、
(あなたも一緒に歌っていいんですよ♪)

あの「暴れん坊将軍」として有名な江戸幕府の8代将軍 徳川吉宗が、
オランダ人にすすめられて、インドからウシを手に入れ、
そこからまたバターのようなチーズのような
「白牛酪」というものを作りだすようになったようです。


でもね、この「白牛酪」についてもあまりよくわかっていないらしいのです。
タイムマシンがあれば、「蘇」と「白牛酪」たべに行くツアーをしたいところです!

…というのはおいておきますが、どうやらこれは長崎の出島にいたオランダ人や、
将軍様などのごく一部の人たちだけが食べていたモノらしく、
一般ピーポーにはまだまだ全く知られていなかった様子…。

そして、そんな一般ピーポーがバターのことを知るきっかけになったのは明治にはいってからのこと。

ほら、覚えていませんか??

のことを!!


【記念日の由来】
1877年(明治10年)8月21日、
東京・上野公園で開かれた第1回内国勧業博覧会にて、
バターを作るための機械(犬力機)が出品され、
それがきっかけで、日本国民が「バター」の存在を知ることになった記念すべき日。


その後、日本全国にひろがっていったバターなのですが、
戦後になるとマーガリンなどもうまれたり、
様々なメーカーがいろいろなバターをつくりだした、という流れなのです。

今では、各乳業メーカー以外にも、
ご当地バターなどをつくって販売しているところもありますね。


さて、そんなわけで実は正直なところ、
ざっくりと簡単にながおが知っていたバターの歴史をまとめるつもりでしたが、
ひとつひとつを確認しながら、深く掘り詰めていくと、すごく深くて、
あと9日間くらい、夜通しじっくりと時間をかけて、
ろうそくをともして、丸く円になって語るか!
…って感じになったのですが(怪談かっ!?と…)



今回は怪談のように語っているわけにもいかないので、サクッとまとめてみました。

でも昔から人間のそばによりそっていた「バター」だったのですね。
そう考えると、なんだかうれしくなりますね。


ちなみにバターの歴史とあわせて深いものに「パン」の歴史もあったりして、
やっぱりパンとバターは改めて切れない大切なものであることにも気づいた次第です。


うーん、バターをなめていた…。

って、私が言うとなんか語弊が…
(ペロペロと…だなんて、なめていませんよ!!ご安心ください!?)




さて、そしてさすがに「紀元前から」…ではありませんが、
歴史といえばなんともうすぐ、

TOMIZを運営する富澤商店は、
4月で創業100周年を迎えます。

それを記念して始まるキャンペーンも、なんだかすごい豪華だとか…というわけで、
TOMIZオンラインショップ担当者に突撃取材をしてみると、


「まぁ4月1日からはですねぇ、
お買い物をしなくても1日1回必ずポイントを貯められるキャンペーンや、
まぁさらに最大1,000円分おトクになるという
クーポンをゲットできるキャンペーンもはじまるんですよねぇ…。
4月1日より特設ページも始まるので、まぁしっかりチェックしてみてくださいね。」


との裏情報が!!!
な…なんてこと!!!!すごい!!!

1,000円あれば、ながおの大好きなこのバター買えちゃうわ…。

よつ葉バター(食塩不使用) / 450g

そして・・・実は▲こちら▲
TOMIZのメルマガ会員様限定の販売ページなのですが、
今回とみログをみてくださっているあなたにもこっそりトクベツに大公開!!

通常、TOMIZで販売している販売ページからは
「2個まで」という制限がありますが、上記のページからなら、
なんと今なら10個までまとめ買い可能ですよ!!!!



おっと、うっかりまたバターの話にもどってしまいましたが、
実はそんな100年前の創業時からの店舗である
【富澤商店 町田本店】にも、ながお、突撃取材をしてきちゃいます。

というわけでですね、
とみログも2019年 4月は、1か月かけて

富澤商店 創業100周年特集!


町田本店の店長さんやスタッフさんと一緒に、
「とみログ」をお届けしちゃいます!!
どうぞお楽しみにお待ちくださいね!!!!