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かなすふでぃ 東京/沖縄の筆文字講師 筆ペンで愛のムチ

墨龍画を見上げて 廣尾稲荷神社で伝筆絵馬

2019.03.26 22:10



レイアウト講座を終え、希望の方は廣尾稲荷神社を参拝して、伝筆で絵馬を描きましょう!と呼びかけたところ、全員即答「行きます!」と元気のよい返事が返ってきました。


懇親会開始まで制限時間1時間弱、恵比寿から神社まで往復タクシーを飛ばしました。





赤い帯に白いパンツの後ろ姿。

赤い帯は小林菜季先生、白いパンツは福田美み子先生です。



レイアウト講座には、装いにsomething red & whiteを身につけてきてほしいなぁと、わたしからみなさんにお願いしました。

そうそう、写真に赤いバッグが写っていますよね。

赤いバッグは土屋有佳里先生のもの。



どちらも今年のラッキーカラー。

RED…始まりを意味し、リセットの力を持ちます。

WHITE…流れを整えて、浄化作用があります。



おふたり以外も、さりげなく赤と白のものを身につけていらっしゃいました。

みなさん、ご協力ありがとうございました。

講座が始まる前から気分を上げていただけたかなー。





廣尾稲荷神社では、拝殿の天井に描かれている墨龍画を拝ませていただきました。



広尾稲荷拝殿天井墨龍図 

幕末から明治時代に活躍した油絵画家・高橋由一が、油絵制作に取り組む以前に、狩野派の様式を基礎とする水墨技法により描いた現存作品である。雲を呼び雨を降らす龍は、天下の安泰を象徴するものとして、好んで描かれる画題である。中世以降、社寺の殿社の天井に、雲中に見え隠れする龍の姿を、水墨画の技法によって描くことが流行した。
拝殿天井のほぼ全体に、水墨の線と濃淡のぼかしを巧みに活かし、頭から尾の先までを円状にくねらせながら一頭の龍が描かれている。「藍川藤原孝経拝画」の署名と「藍川」の印章が見られる。藍川は、高橋由一が、絵画学習の基礎として狩野派の様式を学び、その画法によって水墨画を描いていた時期に使用していた。由一が狩野藍川孝経の落款を残す現存作品は貴重である。




画が風化して、1つの龍の目がどこにあるかはっきりしないので、こんなふうに横になる人までいたりして。

こらこら。

時間がない中、みんなで目を皿にして~の龍の目探し、楽しい時間でした。





参拝、そして墨龍画を拝んで、いよいよ絵馬描きです。




初めての方もいらっしゃいましたが、みなさんサラサラっと描かれていました。

ここでも一番早かったのは、Jさん。

みんなが描き始めるときにはもう完成されていたのにはびっくり。



ちょっとありえない姿勢で描く先生ひとり。

写真のアップは控えておきますwww





絵馬をどこに掛けようか、迷う時間もまたいいんですよねぇ。





掛けたら記念にパチリ。




7つの伝筆絵馬がずらり。

うーん、壮観です。



みんなで参拝して、伝筆で絵馬を描く。

かけがえのない宝物の時間です。





恵比寿に戻り、懇親会です。

レイアウト講座を振り返ったり、福田美み子先生主催4月21日(日)のPray for のイベントの話を伺ったり。

わたしも行く予定にしています。





懇親会では、スペシャルゲストに恵比寿が庭という、三浦由賀先生をお招きしました。

貴重なお話をたくさんしていただきました。

三浦先生、ありがとうございました。





自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、

大切な人へ、大切に伝えます。


文字を描くのに年齢制限はありません。

50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、

伝筆をはじめていただけます。


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なみおか恵美