【トランペット】チューニング管はどのくらいぬけばいいの?
4月28日、とても楽しみにしていたバンドにでることができました(>_<)
野外ライブだったのですが、お昼まで暖かかったのに、出番の頃には寒くなってて凍えながらの演奏でした!
寒いとどうしても楽器が冷えて、ピッチが下がってしまいます。
いつもよりチューニング管を入れて吹きました!
トランペットのチューニング管はどのくらい抜けば良いのか?
今回はチューニング管をどのくらい抜くかについて考えてみます!
440-442hz
日本の吹奏楽では442が多いと思います。
が、編成や、団体により違うことが多いので、どのピッチでチューニングするのか確認しておきましょう。
どうやってチューニングするのか
主に二つのパターンがあります。
- 基準の音に耳で合わせてチューニングする。
- チューナーを見てチューニングする。
上記の耳で合わせることが一番良いです。
実際、本番でステージの上にチューナを持っていけないですよね?
しかし、耳で合わせることができるようになるにはトレーニングが必要です。
それに、耳であってるつもりでも、実際は全然あっていないかもしれません。
チューナーはその正解を知る助けになります。
このように、チューナーに頼りすぎないように注意をしながら、活用していくのは良いことだと思います。
どの音でチューニングするか
オーケストラなどは『実音A』(トランペットのシ)でチューニングをします。
吹奏楽では『実音B♭』(トランペットのド)でやることも多いです。
このように合奏やアンサンブルの場合は決められた音でチューニングしますが、一人でチューニングするときは色々な音を確かめておきます。
僕の場合はまず、『トランペットのド』の音でチューニングします。
そして、高くなりやすい音、低くなりやすい音の確認をします。
特にいつも確認するのは、チューニングする音域の上の『レ』『ファ』『ラ』です。(ファとラは一番管を少し抜きます)
今使用してる楽器は、
『レ』が低くなりやすく、『ファ』『ラ』が高くなりやすいためです。
メーカーや個体によって違う
このように、メーカーや個体によって楽器の癖があります。
YAMAHAなどは癖が少ないので音程のバラつきが少なく比較的操作しやすいと思います。
僕は楽器を買うときの時点で、ある程度良い音程で吹ける楽器なのかをチェックしておきます。
音量
音量については基本的にmfでチューニングすれば良いと思います。
個人で練習しているときは、小さい音量、大きい音量共にチェックしておく必要があります。
小さい音は高くなりやすく、大きい音は低くなりやすくなると思います。
チューナーを見ながらpp-ff-ppのようにクレシェンド、デクレシェンドをしながら練習すると分かりやすいと思います!
音色
プロの中では、音色の好みでチューニング管の抜き具合を変えている人もいます。
高校の頃にレッスンで、
チューニング管を入れめにして、低めに吹いたところにある響くツボで吹きなさい。
と言われたし、
チューニング管を抜きめにして、(2センチ以上)吹いている人もいます!
このようなケースではチューニング管は音程をとるためというだけでなく、音色や、音のツボの好みで選択しているように思います!
詳しくはコミュニティで分析していきたいと思います!!