「おじいさんのき」アンナ・ツッソーバ Anna Tousouzova
当店でもわりと入荷する作家さんでもありますアンナ・ツッソーバの「おじいさんのき」は春らしい華やかな色彩に溢れた絵本です。
あるお姫さまが暮らすお城の庭には、色とりどりの花や鳥たちがおり、それぞれ歌を歌い、踊り楽しんでいました。
しかし、庭の隅には歳をとり、もう葉っぱも花もつけられなくなった、忘れられたおじいさんの木が立っています。それでも、そのお姫さまや花や小鳥たちの姿を見ていると、おじいさんの木は自分まで嬉しい気持ちになって幸せでした。
ところがある時、そのお城に庭に嵐がやってきて、、、おじいさんの木はみんなを守ろうと必死になるのですが、、、。
単純化されたフォルムと溢れだすような色の洪水が全てのページに満ちているのは、アンナ・ツッソーバの作品の特徴でもありますが、この絵本では特にその特徴が感じられ、輝くように色が描かれております。
蝶々や小鳥や花たち、そしてお姫さまの踊る姿は春の到来を喜ぶダンスのようで、日に日に春の暖かさを感じられるように今にぴったりの絵本だと思います。
当店在庫はこちらから「おじいさんの木」
そして、明日、明後日は東横線大倉山駅近くのカフェ、Roofさんのイベントに当店は出店いたします。持っていく本を只今まとめているですが、8割以上はまだオンラインストアにupしていない新着本を持っていくことが出来そうです!
Frobergueの厳選したセレクトで、お買い求めやすい本からちょっと珍しい本、、、そしてかなり珍しい本まで、色々と持って行きます!
開催時間は土、日曜日、両日ともに11時から18時までです。
日曜日のお天気が心配ですが、土曜日は大丈夫そうなので明日、土曜日の来店がおすすめですけれど、天気が悪いほうが本はゆっくりと見られるかもしれません。。
Roofさんのコーヒーやシフォンケーキなどを片手に本を選ぶことが出来ますので、是非お立ち寄り下さい。