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ブログを毎日書く方法(第1話)

2019.03.31 22:01

新年度が始まったこのタイミングで、何かを始めようと思う方は多いと思います。


例えばこうしたブログ。「毎日書く!」と意気込んで書いた最新記事の日付が半年前だった、という話はよくあります。


このどうでもいいことばかり書いている「別館」というブログは、2017年11月から開始し、ほぼ一日も休むことなく今を迎えております。


もともと継続的に何かをすることはそれほど苦ではないので続けられているのかもしれませんが、続けられるように工夫しているのも事実です。ということで、せっかくなのでどうしたら毎日更新ができるのか、完全自己流のそのコツを紹介したいと思います。



『自分に向けた目的』を持つこと

そもそもこの「別館」というブログは、「できるだけ修正しなくても筋道が通っていて意味が通じる文章を一気に書けるようになるため」に始めました。

僕はこのブログ以外に「ラッパの吹き方:Re」と「トランペット技術(テクニック)本」という2つのブログを毎週交互に更新しています。さらには毎年この時期は「吹奏楽コンクール課題曲解説」という記事も誰に頼まれるでもなく書いています。

さらに、昨年末まで書いていた「トランペット ハイノート本」というブログを出版すべく現在、再構成しています(想像以上に大変)。

ですから正直言ってこのブログを書いている時間が惜しく感じることもありますが、それでも書き続けているのは、それだけ追い込まれても文章をしっかりかけるスピード感を身に付けたいからです。むしろそんな状況だから猛烈にスピードを上げて書き上げようとしたそのスキルがまさに目的なのです。

結果的にメインのトランペットブログを書く際の力となっている実感があります。

書く前に構成を考えておく習慣や書き癖、この内容がどれくらい時間が必要になるのかなどが把握できるようになってきました。

現在連載している「ラッパの吹き方:Re」の前進で、9年間書き続けた「ラッパの吹き方」という古いブログは、ひとつの記事をまとめるのに大変な時間がかかったり、文章構成に手を抜くことができず気づいたら話がそれてしまうことなどがありましたが、最近は少なくなりました。


ということで、ブログを書く際にはまず「なぜ自分はブログを書くのか」を決めておきたいですし、それは変更せずに一貫性を持たせたほうがいいです。そしてそれは自分の中だけのルールとして持っておけば良く、いちいちそれをオモテに出す必要はないと思います。

ただし、僕のように「トランペットのハイノートに関することだけを書く!」など、公表することでより具体性、テーマ性が出るようなら、それを前面に押し出すのもアリだと思います。ただそうすると他のことが書けなくなるので最初の判断が重要です。


星の数ほど存在するブログですから、その存在を見つけてくれるまでが一苦労です。もし見つけてくれても更新のたびに読んでくださる人など1%もいないと思います。ですから、誰も見てくれなくてもとにかく書く。どんな内容でも良いから自分の中にだけ一貫したテーマを持って書き続ければ、いつかは見てくださる人が現れると思います。


すでに1年半書き続けていますが、毎回見てくださっている方はたぶん10数人ではないか、と感じます。もしかしたら数名かもしれません。

それで良いんです。アクセス数でモチベーションが変わるようであれば、インターネット上で何かを期待して実行するのはやめたほうが良いと思います。地道にながーくやってくしかないんですよね。



荻原明(おぎわらあきら)