ブログを毎日書く方法(第2話)
昨日からブログを毎日書き続けるコツをお話ししております。今日は2回目。
日記やイベントばかり書こうとしていませんか?
「インスタ映え」「リア充」なんて言葉が出てきたように、SNSなどは特に、いかに生活に潤いがあるか、スペシャルな生き方をしているかを不特定多数の人に見せている人が多いです。
でも実際は、そんなスペシャルなことなんて毎日あるはずがありません。インスタ映えとかリア充感出している人たちは、とても苦労してお金や時間をつぎ込み、演出しているのだと思います。ご苦労様です。その先に何があるのですか?それ、いつまでもちますか?息絶え絶えになって更新しなくなったりアカウント削除したりしてませんか?
スペシャルがないからブログに書くことがない?それは違います。
たくさんのブロガーさんのブログやSNSを拝見していると、何気ない日常やちょっとしたことをスペシャル感満載で書くのがとても上手だな、と感じます。
人気のブロガーさんは、ホントにいろんなことを良く見ているし、感性が鋭い。だからどんどん書くことが溢れてくる。それを読んでいる人もなんだかとってもスペシャルな感じになる。
そもそも自分が毎日当たり前のようにしていることでも、それを知らない人や経験のない人にとっては別世界のことに感じたり、知的好奇心を刺激されるものです。
例えば僕はトランペットを吹いていますが、毎日楽器を取り出して最初にするのはバルブオイルを注すことです。トランペットの人にとっては当たり前ですよね。でもトランペットの経験や知識がまったくない人にとっては、そのオイルが何なのか、どこに売ってていくらなのかも知らなければ、どこに注すのかもどうやって注すのかも知らないわけです。
ラッパ吹きにとっては当たり前すぎて何も考えていないことでも世の中の多くの方はそれだけでもスペシャルなんですよね。だからそういった方々の目線に立ってバルブオイルのことをスペシャルに書くことも可能なはずです。
実際、今隔週で掲載している「ラッパの吹き方:Re」は、トランペットのことを1から書き直していまして、バルブオイルに関してここまで掘り下げて書きましたので、よろしければご覧ください。
いかがですか?気づき、目線、感性。そうしたものでブログに書けることなどいくらでも出てくるわけです。
自己顕示欲に満ちたインスタ映えも、コンサートの宣伝も演奏会報告も良いと思うのですが、それだけでなく、その人が当たり前に思えたこと、とっても地味なことをスペシャルに感じて書いてみるのも面白いと思います。ブログを読む人の多くは実はそうしたところに注目していると思います。
荻原明(おぎわらあきら)