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Fishing Diary

〜2019.3.20〜 那須高原ルアーフィールド

2019.04.03 08:29
今年はあまり釣りに行けていない。


理由は仕事になってしまうのだが、行こうと思えば行ける。


無理が出来ない歳になってきた証拠だろうか(笑)




でも釣りがしたいのは変わりがない。


先日は那須高原ルアーフィールドへ行ってきた。


会社から帰宅したのが0時近く。そして出発は午前2時。


那須高原までは約200kmの道のり。


なかなかハードだが、僕は運転が好きな方だし


長距離はあまり苦にならない。


途中で休憩を挟むと集中力が途切れやすくなるので


なるべく大泉ICから黒磯PAまでノンストップで走り続けるようにしている。


(もちろん時と場合による・・・)


そして、到着と同時に朝の6時ぐらいまで死んだように寝る。


すると寝起きも意外と良いし、頭もスカッとする。


寝起きにパーキング内のデイリーヤマザキで


手作りサンドとコーヒーを飲むのが好きな時間だったりもする(笑)





那須高原の朝はまだ寒かったが、もうマイナスの世界ではない。


準備をして7時にスタートする。


いつもなら食うはずの時間帯に全く反応がない。


周りも釣れている気配がない中、キャストを続ける。


そして9時頃だったか、中層を泳がせていたアルミんが重くなる。


ウィードか枝が絡まったのではないかと思う程、


ただ重いだけだったが、浮いてきた所で一気に走り出す。




そうだ、君達はいつもそんな簡単には手にさせてくれないだろ。


余程嫌だったのか、下へ下へと潜るように走る。


ここで嫌なものを目にする。


水車のケーブルをラインが跨いでいた。


ゴリゴリと嫌な感触がラインから伝わって来た次の瞬間、


フッとテンションが抜けた。


無念のラインブレイク・・・


せっかく駆け寄ってきてくれた店長にも申し訳ないことをした。




いつもの事だが、チャンスを逃すとその後は厳しい時間が続く。


しっかり食ってくれるような明確なアタリもなく


午前中は終わってしまった。


この日は天気も快晴で、日中は18度まで気温が上がった。


食後のポカポカ陽気が、寝不足の僕に追い打ちをかける。


リトリーブしながら何度落ちかけたか分からない。


ここの空気感は穏やかすぎる(笑)





そして15時頃、再び泳がせるルアーに重みを感じる。


例えそれが根掛かりでも構わないと、フッキングさせる。


魚は再び下へと潜り出すが、何とか手元まで寄せて来る。


ネットに手を掛け、最後のランディングに入ろうとしたところで


まさかのバラし・・・


意気消沈とはこのことだろう。




少ないチャンスをモノに出来ず、残り僅かな時間に


正直言ってゼロで終わる覚悟もしていた。


魚を手にして引き上げる人、見切りをつけて引き上げる人が出て来る中、


ここで得意の悪あがきが始まる。


僕は諦めが悪い。


何をやってもうまくいかない時、


何をやったら良いのか分からない時。


時間が許す限り、とにかく無心でルアーを投げ続けることだ。




そして、残りあと10分というところだった。


今度は引ったくるような重みを感じ、躊躇なくフッキング。


これが最後のチャンスなのは間違いない。


焦らずじっくりと寄せて来る。


最後は願うしかないものだ。


魚がネットに入った時は全身から力が抜けた。





53cmのドナルドソン。


2号池では決して大きいとは言えないサイズだろう。


でも、この状況で手に出来たことが何よりも嬉しく、


僕にとっては何より価値のある一匹になった。


いつも最後は魚への感謝で終わるものだ。


そして17時をもって終了となった。





釣りが終わると集中力が一気に途切れるのか


とても自宅まで車を走らせる自信がなく


再び黒磯PAで仮眠をとり、自宅へは22時頃の到着になった。




こうしてみると、釣りというものは本当にタイトスケジュールだと分かる。


前日前夜にしっかりと睡眠をとって、


当日の釣行を迎えられることはなかなか難しい。


でも、眠い目を擦ってでも釣りに行くのは


やっぱり単純に釣りが好きだからであり、それはこれからも変わらないのだろう。