ハピネススイッチvol.17
アナタはポジティブですか?それともネガティブですか?
大丈夫!!何が起きても前しか見ない!!
うん~日々何が起こっても前向きに考えようと努力中だもん!!
基本はネガティブだけど、、、自己啓発や哲学書を読んでモチベーションを上げているんだ!!
ポジティブ?なれないよ、、、そんなの生まれつき後ろ向きなのだから変わらない!!
ポジティブもネガティブも考え方の癖のようなもので、物事に対しての捉え方が大きく左右している事が周知されていますが、それも脳内で起こっている伝達機能が引き起こしていると脳科学で判明されています。
オックスフォード大学の教授フォックス博士によると人の脳は大きく2つのタイプに分けられるとあります。
一つは「逆境にも強く前向きな人」のポジティブな脳を「サニーブレイン」
もう一つは「後ろ向きで打たれ弱い人」のネガティブな脳の「レイニーブレイン」
「サニーブレイン」と「レイニーブレイン」
脳内において、サニーブレインの中心は神経構造の中で特に報酬や気持ちいい事に反応する快楽の領域にあり、レイニーブレインの中心は脳内の古い構造部の中、危険や脅威を警戒する恐怖の領域に存在しているとあります。
どちらも本能的な感覚です。持って生まれた脳内の記憶とも言えます。
敵に襲われたり、飢餓に見舞われるといった事態に遭遇する事も少ない現代です。それでも危機感が人を惹きつける力は協力であり、ネガティブな発想へと引きずられてしまうのです。それを克服・改善する事は容易では無いのです。
極端ではありますが、日常的にネガティブなのも人間(本人)が本能的に何らかの危機感を感じている反応とも取れるという事です。そして後ろ向きになるなってしまう理由もそれ相当にあるのです。
人は物事に対して、脳内で伝達が行われ最終的なジャッジをくだしています。
脳全体において伝達機能の仕組み・パターン化が出来上がっているのです。いわゆる思考の癖です。
しかしサニーブレインもレイニーブレインも脳内で一番可塑性の高い場所であり、環境や習慣によって変化していく事もわかっています。
つまり意識的な変化で思考の仕組みを再構築出来るという事です。
ただ思考の変化という点においては“ポジティブに物事をとらえるからいい事が起こる”と言う事と“出来事への対処・解決”は似て非なるモノ。とフォックス博士も否定しています。
確かに、物事を前向きに捉える事は大切ですが、捉えただけで自分に今何が出来るかを考えて行動に移さないと本当の意味で“良い出来事は”起こらない訳であって
ポジティブな人の多くは自ら行動していて、ただの楽観主義ではなく、現実世界のありのままを受け入れ、それをどう屈せず対応していくかと常に考えています。
人が状況にどう反応するのか、先天的な素質と後天的な環境に左右されるが、回路(癖)再構築出来る事も脳科学的に証明されている。どんな遺伝子だろうが、どんな環境であろうが、人生と言う舵は常に自分が握っている。
これが一番のポイントでしょう!!
心理学でも思考の癖、ネガティブなパターン化され考え、思考の歪、あります。ですが多くは本人にとって当たり前な事、癖だなんて思いません。その癖に気付く事から始まり、意識していくことで変化いていきます。
Taktは心の調律師。癖によって歪んだ音を出していませんか?苦しくなったり、悲しくなったり、ふと辛くなったり、、、していませんか?
癖を開放して、澄んだ綺麗な音色で日々を過ごしましょう。
ハピネススイッチON!!