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東京クロノス最速ネタバレありクリエイタートーク in VR

2019.03.30 18:04

ネタバレありのリリース後世界最初のクリエイタートークイベントという事で、今回は渋谷の東京カルチャーカルチャーではなく Claster というバーチャルイベントのサービス上で開催されました。

ネタバレもありという事で

「東京クロノス」をプレイしていない方は当イベントに絶対に来ないでください

という注意書きがイベントの説明にある様に東京クロノスを最後までプレイした方向けの内容となっていましたが、前半をネタバレ無し、後半をネタバレありという進行に急遽変更されての開催となり、誰でも参加しやすいイベントでした。
こういった予定の変更などをフットワーク軽やかに変更して頂けるので、嬉しいですよね。

主演で下記の方々が登場。キャラクターデザインを担当された LAM さんも客席で参加されていた様です。

スタッフ&キャストトーク

質問形式で登壇者がそれぞれトークを行うコーナーで、以下の内容が特に印象的でした。

■渋谷のサイズについて■
文字を見やすくするために、ホームシアター位の遠い距離に大きく文字を置くと見やすい事が分かった。 その都合でキャラクターを遠くに置く必要が出て来た為、モデルサイズを大きくしている。
この結果、望遠効果でキャラクターの歪み低減が得られ綺麗に表示させる事が出来、モデルのめり込み対策効果も得られた。
 最終的にキャラが大きすぎると流石に違和感があるので、調整の結果通常の 3.5倍というサイズになった。

■音声収録について■
プロトタイプ版の仮として二階堂、両角、東国のキャラ全員分を尚子さんが担当していた。
最終的に東国に決まった際、柚木さんは気合いを入れてキャラを作りこみすぎてしまうといったエピソードも。

■演出について■
監督が字コンテを先ず全部書いた。
それを元に演出担当スタッフに大枠のプランとして渡し、後はそのスタッフ側で上手く解釈をして演出を付けていった。この仕事が素晴らしく、とても良い演出が出来上がっていった。
監督としても意外な意味の深い演出が沢山あって驚いたそう。
本作では実現できなかったが、さらに大規模な演出もやってみたかった。


■意識誘導■
アニメや映画の様に四角い絵で視線を見せたりするが、VR 作品の場合は音やキャラクターの仕草等でプレイヤーの意識を誘導するという事をやっている。これはマジックショーの様な考え方。

■東国のデザインについて■
右手の小指が青、左手の薬指がオレンジのネイルが入っている。 LAM さんによると左薬指だけにネイルが入っているのは東京クロノスを通して皆さんと末永いお付き合いが出来ます様にという意味を込めて入っているとの事。


これ以外にもプロジェクトの始まりや背景・キャラクターポリゴン数に関する説明等興味深いお話が展開されていました。


朗読劇 in Claster

東国ユリア役を柚木尚子さん、櫻井響介役を九条林檎さんが担当し、本編の一部を朗読して頂きました。九条林檎さんはなりきって演じられていて、掛け合いも自然だったのでとても楽しかったです。
3エピソード分を披露して頂きましたが、内容についてはネタバレになるので省略します。


以上、「スタッフ&キャストトーク」と「朗読劇 in Claster」をもって前半が終了となりました。
後半は物凄い勢いでネタバレ内容に触れており、メモは取ってあるのですが、これから東京クロノスをプレイされる方の為に記載は行いません。


岸上総合プロデューサーからのお願い

イベント最後に岸上さんから皆さんへお願いという事でプレイ後には是非レビューの投稿をお願いされました。

今後 PSVR 版や Oculus Quest 版の発売を控えており、そこに向けて大きく盛り上げたいという事でした。
初動の目標としては十分に達成している様ですが、今後の売り上げの伸び次第では DLC 等で追加ストーリーの実装やアニメ化等も実現できる可能性があるそうです!
是非、プレイ後にはレビューを書いて、世界中の人達に布教していきましょう!


あとがき

今回は初めて Claster というサービスを利用させて頂きましたが、リアルイベントである制作共犯者ミーティングと同等の感覚で楽しめる物でした。今後も是非このような形でのイベントを希望します。
ただ、リアルイベントのノベルティや物販も好きなので、機会があればそちらもあるといいなと思っています。


おまけ