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西野マユミ フラメンコ教室 CONTIGO

アルボル ・デル・ハポン

2019.03.30 18:56

「日本の木」と言う名の宿にマドリーではお世話になっている。古い建物の一角にあって、オーナー夫婦は人情み溢れて教養のある素敵な方々だ。

セビージャに発つ前の宿もこちらである。

セビージャから帰って見ると、痩せて居たらしい。ご心配をお掛けした。


夜、コンコンとドアをノックされたので開けると中西さん夫妻が立っている。

「硬焼きそば食べる?」

「これ、寒いといけないから毛布置いといて。」

と、次々と温かい言葉を言ってくださる。


泣きそうになる。


セビージャでは日本人には会わず、最終日にスタジオですれ違っただけ。

日本語を話すのも久しぶりなのだ。


温かくて消化のいいものが、運ばれてきた。

「野菜不足だと思って。」

そういった言葉が懐かしい。


全ての日本人の方に、マドリーの宿「アルボル デル ハポン」をご推薦いたします。