終活講座「エンディングノートの話」補足
昨日最終回を迎えたところのNHK朝ドラ「まんぷく」で主人公の母親役の女優松坂慶子が先般、「生前葬」をやるシーンがありました。
それは、人が死ぬときに、皆と最後のお別れに際して「ありがとう」の言葉を交わせない可能性があるかもしれないと言う事に対してでした。
その為には、生前葬の時に、それを御互いに取りかわすのが良いと言うストーリーでした。
確かにそうです。
生前葬をやるやらないと言うのではなく、「ありがとう」の一言が、お互いに取りかわすことが必要だと言う事です。
普段の生活の中で、あなたは、特に親子で「ありがとう」と言う言葉を交わしているでしょうか。
中々分かっていても、親子だから照れくさいとか、面倒とか、そんなこと言わなくてもわかっていると言うかもしれません。
しかし、言葉に出して、face to face で「ありがとう」と言う事・言われる事はとても重い感情を含めています。
普段軽く「ありがとう」と言う事も大切ですが、面と向かって「いつもありがとう」とか「今日まで育ててくれてありがとう」と言う言葉は、めったに言いません。
この一言を、生前に一度でも、ひざを正して、両親に対しては特に、言う事の大切さを思い知らねばいけません。
これがこのエンディングノートを書く事を通しての意味の根源です。
エンディングノートは、被相続人になる人一人だけで書くものではないのです。
過去から今迄を未来につなげていくためには、家族全員の思いが必要です。
【マイクロソフトの無料テンプレート「エンディングノート】【追記】2023.3
ネットから、マイクロソフトの無料テンプレート「エンディングノート」がダウンロードできるものがあることは、多くの人がご存知ではないでしょうか。
「楽しもうオフィス」というのがあります。その中を開けば、「エンディングノート」があります。それをダウンロードして使うのがとっても便利です。32ページあります。(初めから順序よく書こうとしてもいいですが、次のようにもなっていますので、途中からでも自由に記入できます。)
しかも、ダウンロード版なので、内容の大項目・中項目などのを表示させることができます。PCで、「ナビゲーションウインドウ」にチェックを入れれば、PC画面左側に、それらの項目が出てきます。どの項目からでも、記入しやすいです。
そして、PC上なので、何度でも内容を訂正修正がしやすいことです。
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