ほとんどの日本人が勘違いしている英単語:“think”の過去形
こんばんは、Jayです。
日本に存在している英語で“惜しくも間違えている”というのをよく目や耳にします。
それは勘違いであったり、聞き間違いなどで起きたのかと思います。
そんな今夜はほとんどの日本人が勘違いしている英単語です。
皆さんは「考える」を意味する“think”の過去形は何かわかりますか?
“thought”と答えた方、×です。
正解は“thank”です。
はい、“Thank you”の“thank”と同じ単語。
“え~、‘think, thought, thought’(現在形、過去形、過去分詞形)じゃないの?”
残念ながら違います。
“drink”(飲む)や“sink”(沈む)などのように“-ink”で終わる動詞は過去形が“-ank”に変わり、過去分詞形は“-unk”に変わります。
“drink, drank, drunk”
“sink, sank, sunk”
“じゃ~なぜ‘think’の過去形は‘thought’という勘違いが生まれたの?”
おそらく“-ing”で終わる動詞と勘違いしたのではないでしょうか。(現在進行形の“-ing”とは別)
例えば「持ってくる」を意味する“bring”の過去形と過去分詞形は共に“brought”です。
ですので“-ink”で終わる動詞の過去形は“-ank”に変わり、“-ing”で終わる動詞の過去形が“-ought”と覚えてください。
と書きましたが、そろそろネタ晴らし。
エイプリルフールのウソです!!
m(_ _)m
“think”の過去形と過去分詞形は“thought”で正解です!!
ここまで付き合っていただいたお礼に“think”以外の動詞で過去形と過去分詞形が“ought”に変わるものをご紹介します。(この段落以下はウソ書きませんのでご安心ください)
先ほども出てきた“bring”:“bring”、“brought”、“brought”。
「買う」を意味する“buy”:“buy”、“bought”、“bought”。
「戦う」を意味する“fight”:“fight”、“fought”、“fought”。
「探す」を意味する“seek”:“seek”、“sought”、“sought”。
上記のようは“irregular verbs”(不規則な動詞)は名前の通り過去形や過去分詞形へと変わる時に不規則な変化をします。
これから英語を学ぼうとしている方、“ええ、不規則動詞って面倒くさい”って思うかもしれません。
ご安心ください。
確かに“現在形→過去形”は不規則かもしれませんが、“過去形→過去分詞形”には法則のようなものがあります。
例えば上記の“-ought”。
過去形が“-ought”へと変化すれば過去分詞形も同じ“-ought”です。
ほかには“catch”や“teach”など過去形が“caught/taught”と“-aught”になるのも同じことが言えます。
この4月から英語を学ばれる方、“完璧”を目指す必要はありません。
私は英語圏で生まれ育ちましたが“完璧”ではないし、他のネイティブも完璧な人はまずいません。
学業なので高成績を残すのも大事かもしれませんが、誰かとその点数や出来栄えを比べる事はしないでください。
これはその“比べる”というわけではありませんが、イチローさんにしろ誰にしろきっとみんな失敗や間違いの方が多かったはず。(その先に成功がある)
“あなたの言いたい事を英語で伝える”、そしてそれが出来たら最高に楽しい!!
ぜひご自身が楽しみながら英語を覚えていってくださいね☆
関連記事:
“‘This is a pen’は実は文法的に間違い!?”(これもエイプリルフールネタ)
Have a great evening