石垣島に来てくれてありがとう

《新元号発表を明日に控えて思うこと》

2004年1月25日（日）、天皇・皇后両陛下が初めて石垣島にご来島されました。

島内ではイヤフォンを付けた私服警官や警察が厳戒体制をとり、ピリピリとした空気に。

〈※2018年3月29日 八重山毎日新聞の一面〉

あの日から14年後、両陛下は与那国島を初訪問されました。

2016年に退位をにじませたお言葉で遠隔地や島々への旅を「天皇の象徴的行為として大切なもの」と言及されました。

私は東京の浅草生まれで、小さい頃はお婆ちゃんに連れられて毎年新年に皇居へ行きました。

窓から手を振る両陛下とそのご家族に、日の丸の旗を振り、天皇万歳と唱えたものです。

もっともその時代は昭和天皇の頃ですが、、。

2004年の石垣島初訪問の時はちょうどお帰りになる日で、沿道からお見送りが出来ました。

車が通過する、わずか数秒のあっと言う間のことでしたが、手を伸ばせば届きそうな距離で両陛下の笑顔を拝見できたことはとても幸せな瞬間でした。

今でもその温かいオーラを覚えています。

その頃はジャランアート店とラヴァジュエル店の2店舗で、スタッフ2名と私達の4名で営業していました。確か…

後にフィル店、桟橋通り店と店舗が増えていったのです。

国事のデスクワークから、被災地の訪問、国家国民のために祈り、弱い立場の人達に寄り添う。

国の象徴として31年間を務められ、生前退位を決断された天皇陛下に今更ながら頭が下がる思いであります。

私のような平々凡々な一般市民には計り知れないご苦労があったことでしょう。

石垣島に来てくれてありがとう。

明日はついに新元号の発表の日を迎えます。〈改元は5月1日〉

昭和、平成、新元号の３つの時代を生きたことを、保管していた新聞を見ながらしみじみと感じる今日この頃。

明日はテレビの前で耳の穴かっぽじって聞くことにします！ 〈あっ！仕事だわ…〉

スマホで見ます。。