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Kaori KONISHIKAWA

プチ ルサージュ 同窓会

2019.03.31 12:45

こんにちは。 

 みなさんお元気でお過ごしでしょうか。 



★レアル駅側の街路樹。山桜のような小さな白いお花が満開です



日本はまた花冷えのようですね。


 日本では毎度お花見シーズンに急に寒い日がやってきたりして、

 実は震えながらお花見してたりしますよね。


 私も去年はそんな感じで、 

地元の山の公園でお花見したことを思い出しました。笑  


お花見は楽しいけれど、 

どうか風邪をひかないようご自愛ください。 


 パリはというと、今日からサマータイム。

時刻が昨日より1時間前倒しになりました。


そして今日の最高気温は21度まであがるようです! 

びっくり、嬉しい。


 昨日は家にこもっていたので、

今日はお散歩に出かけなくちゃです。


 今週の私はというと、

ルサージュ時代の友人達と、2年ぶりの再会をしました!


場所はシャトレ駅側のカジュアルなアルザス料理店L'Alsacien 



★まずはアルザスビールで乾杯。私はアンバーカラーのビールをチョイス。フルーティーで飲みやすかったです。



 一人は現在名古屋で刺繍教室 Salon du Muguet をやっているなほちゃん。

 彼女はかなり前に、すでにルサージュのコースを一通り修了しているのですが、 

現在は年に1回、生徒さんのアテンドも含めパリに来て、 

数週間滞在しながらルサージュで新たなコースを受講したり、 

その度にほかのいろんな刺繍も学んでいます。 



とっても柔和な雰囲気の彼女からは想像ができないくらい 

パワフルな頑張り屋さんです。  


彼女とルサージュでともに学んだのは、 

おそらくたった2週間くらいだったかと思いますが、

 刺繍が生活の大部分を占める特殊な生活環境にいたので、

 会っている時間も濃厚というか、

同士のような気持ちもあって、 すぐに仲良くなりました。  


彼女と授業を受けていた際、 

なんとフランスのテレビ局の取材が入り、 

ちゃっかり二人とも映っています。 




私は3:35から、ピンクのセーターを着ています。 

なほちゃんは3:52あたりから出ています。笑 


自分が刺繍している姿を見ることはまずないし、

貴重な嬉しい経験でした。


★アルザスサラダとチーズや生ハム、ソーセージの盛り合わせ。そしてフラムクーシュと呼ばれるアルザスピザ。おしゃべりに夢中で「食べる」がおざなりに。シュークルートも食べればよかった。



 もう一人は、私と一日違いでルサージュに来たみかちゃん。 

彼女は私が日本に一時帰国していた間もずっとパリに残り、

フランス語と刺繍をただひたすらに学んできた相当な努力家。 


刺繍だけでも大変なのに、

並行してフランス語の学校にも通うなんて。

 私には到底無理そうです。 


みかちゃんはプロの刺繍職人を目指していて、 

すでにそのスキルは相当なもの。 


最近ではとうとう念願叶って、

誰もが憧れるシャネルのアトリエでのスタージュも経験しました。  


やっぱり世の中そう甘くはないもの。 

お互い、人知れぬ苦労や挫折もたくさん経験していると思うし、 

時々自信もなくなって、もう無理かも、と思った瞬間も一度ではないはず。  


私も何度も不安で前に進むことが難しくなりそうな瞬間があったけれど、 

そんな時はほかのみんなも頑張っていることが励みになって 

今がある気がします。 


2年前はまだ先の見えない不安と戦いながら 

ひたすら刺繍を学んでいました。 





★2杯目からはアルザスワイン。白が有名のようでしたが、赤を選びました。さっぱり、でもしっかりしている感じで、こちらも美味しかったです。




けれど2年後にこうやって笑顔で

お互いが自分の近況を報告できる日がきたことがとっても嬉しくて、

アルザスワインも進んでしまいました〜。笑


 みかちゃんはパリ在住だけど、 なほちゃんはまもなく帰国。 

 次の再会はまた1年後でしょうか。 


その時にまた良い報告ができるよう、

私もpetit a petit (一歩一歩)進んでいけたらと思います。


なほちゃんの刺繍教室 Salon du Muguet も、

丁寧に教えてくれる本当に素敵な教室なので、

ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてくださいな。


 では明日はいよいよ新しい元号の発表ですね!

 今は少しワクワク、ドキドキ。 


みなさまも 充実した1週間になりますように 。