Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ロンドンは、まだ故郷ではない

イギリス人は商売上手!/ 9と4分の3番線 編

2019.04.01 15:51


ロンドンのキングズクロス駅といえば、今は世界的に有名な駅。


もちろん、有名になったのはハリーポッター様のおかげ。ホグワーツ魔法学校行きの汽車に乗るためのプラットフォーム、9と4分の3番線がある駅ですね。


知っている人も多いと思いますが、このキングズクロス駅には、ハリーポッターファン用に9と4分の3番線がつくられています。


つくられている、というと大げさかな。

壁に「9と4分の3番線」と書いてあって、まるで壁に吸い込まれているような写真が撮れるスペースがあります。


私は話に聞いたことしかなくて、ただただ写真を撮れるところ、との認識だったのですが、いつからか、かなり商業化したらしい。



こないだ日本から友達が来たので行ってみたら、まず目に入ったのが大行列。おそるべしハリーポッター人気。もう2019年なのに。(ファンタスティックビーストとかもあったからかな。)


土曜だったからか、1時間くらい並びましたね。平日ならもう少しましかも。


で、ただただ写真を自分で撮れるだけじゃないんです。


・全種類のマフラー(グリフィンドール、スリザリン、レイブンクロー、ハッフルパフ)の無料貸し出し

・魔法の杖の無料貸し出し

・一眼カメラで撮ってくれるスタッフ

・撮る瞬間にマフラーをなびかせてくれるスタッフ


などなど、写真撮影のために小物とスタッフまでバッチリ用意されてました。

で、特筆すべきはこのスタッフで、選んだマフラーで、撮影ポーズ指導までしてくれるんですね。例えばスリザリンなら、ちょっと悪巧みしてるポーズと表情、みたいな。


他の人が撮ってるところを見るのも楽しかったです。


撮ったあとは、ちゃっかり写真売り場に通され、一眼でいい感じに撮ってくれた写真が買えます。遊園地だな、ほぼ。

15ポンドくらいだったかな。。


写真売り場の次は、もちろんグッズ売り場があります。



これでもか、というほど商業化されたキングズクロス駅!


イギリス人ってこういう話題作りがすごく得意で、例えば似たようなのだと、ベイカーストリートにはシャーロックホームズの博物館がある。


あと、美術館や博物館も、お金を払えば貸し切ってパーティーしたりできるんですね。会社のクリスマスパーティーなんかに使ったりして、お酒を飲みながらみんなで絵画などを楽しめるわけです。


これ、日本なら絶対ありえないですよね。「大事な絵画や展示品にお酒がかかったらどうするんだ…!!ワナワナ」、みたいな。笑

ヨーロッパの美術館って写真撮影も全然OKだし、なんとなく楽しみ方の感覚というか、気軽さが日本とは全然違うんだなぁ。




ちょっと話が広がりましたが、ハリーポッターに見る、商売上手なイギリスの話でした。


ちなみに私はスリザリンのマフラーでちゃっかり写真撮りました。キングズクロス駅だけでなく、実は郊外にあるワーナー・ブラザースのハリーポッターワールド的なところでも同じような撮影ができるんですが、まぁこちらは予約やらチケット購入やらが必要なので、にわかファンは、キングズクロス駅で十分です。笑