ポスト更年期にもウィメンズケア

更年期真っ只中、その前後を対象にした方のためにプログラムされているウィメンズケアクラス。

60代の方に、「わたしのような年代でもいいですか？」と聞かれることがあります。

答えはもちろん、是非どうぞ！です。

なぜなら、更年期を乗り越えた後の体とうまく付き合ってゆくためにも必要だからです。

更年期を乗り越えたポスト更年期はエストロゲンが減少することにより、動脈硬化や骨粗しょう症などになりやすくなったり、基礎代謝が下がることでメタボリックシンドロームになりやすくなる、と言われています。

となれば、自ずと体を動かしておくことが必要になりますね。

ウィメンズケアクラスでは基本的にはゆったりとポーズをとり筋肉の緊張をゆるめながら、姿勢を保つための筋肉や体幹の力を強化します。そして女性にとって大切な骨盤底筋群のトレーニングもします。

60代以降は20代の半分の薄さになるといわれる骨盤底筋群。薄く緩んでくることで、それまで支えていた骨盤内の臓器（子宮、膀胱、直腸など）が下がってくる下垂や、外に飛び出してしまう骨盤臓器脱などのトラブルが60〜70代の女性の約2割に起きているとされています。その対策としても骨盤底筋群のトレーニングは必要になってきます。

昨年7月に厚労省が発表した女性の平均寿命が87.26歳。更年期後の30年も快適に過ごせるようにケアしておきたいですね。