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ロマンティックくらいだろ?人に誇れるところは

2019.04.01 13:15

大好きな映画「バッファロー66」で

ヒロインのクリスティーナ・リッチーがギャロとケンカした後に

いかにもアメリカらしい安そうなコーヒーショップで

鼻をすすりながら、両手を温めながら

大きなマグカップでホットチョコレートを飲むシーンがあります

クライマックスにはギャロが彼女のために

ハートのクッキーとホットチョコレートを

同じコーヒーショップで買って映画が終わるのですが

なので、どうしてホットチョコレートがメニューにあるのかと言えば

「そんな理由」があるからな訳で

その辺のカフェみたいにただバカみたいにホットチョコレートを出してる訳じゃなくて

一応ちゃんとね、そこにはドラマがある訳で

とりわけそんなメニューは普通なのかも知れないけど

でも「そんじょそこらのホットチョコレート」とは何かが違うと信じてる訳で

世間一般的にね

「こだわりの」だとか「味が」だとか

そういうのばかりが「偉い」みたいなところがあるんだけど

喫茶店ってそうじゃなくても良くないですか?

少なくてもせっかく「君と僕の喫茶店」なんだか

ロマンティックである事の方を大事にしたいんです

そういうのをいちいち自分で説明すると野暮ですけどね

ロマンティックな喫茶店のロマンティックなホットチョコレートなんだから

ロマンティックすぎるほど甘ったるくあるべきで

つまり何が言いたいかと言うと

せっかく君と僕の喫茶店なんだから「ロマンティック」じゃなきゃ価値がなくて

「君と僕の喫茶店」である意味すらないんです


ついつい熱く書いてますが

まあ、でも、本当にね

そんなのコーヒーの前ではどうでもいい話なんですけどね