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気まぐれ視聴覚室

『HOSONO HOUSE』と『HOCHONO HOUSE』

2019.04.02 06:08

HOSONOHOUSE/細野晴臣


Track List:


1. ろっか・ばい・まい・べいびい

2. 僕は一寸

3. CHOO-CHOOガタゴト

4. 終わりの季節

5. 冬越え

6. パーティー

7. 福は内鬼は外

8. 住所不定無職低収入

9. 恋は桃色

10. 薔薇と野獣

11. 相合傘(インストゥルメンタル)

HOCHONO HOUSE/細野晴臣


Track List:


1. 相合傘〜Broken Radio Version

2. 薔薇と野獣

3. 恋は桃色

4. 住所不定無職低収入

5. 福は内鬼は外

6. パーティー

7. 冬越え

8. 終わりの季節

9. CHOO-CHOOガタゴト・アメリカ編

10. 僕は一寸・夏編

11. ろっか・ばい・まい・べいびい

 まるでメビウスの輪みたいに繋がっている2作品。過去から未来、未来から過去へと永遠に続くかのよう(。-∀-) ニヒ♪  『HOCHONO HOUSE』は、オリジナルの『HOSONO HOUSE』とは真逆の打ち込み主体なんだけど、意外とほわーんっと暖かい♪ まぁ、細野さんのヴォーカルのせいでもあると思うのですが。

 普通、打ち込みというと無機質で突き放された感覚に襲われるんだけど、匠の手にかかれば、生音と遜色のないサウンドになるのか、と。言い過ぎかもしれませんが(^-^; 今回、オリジナル➡️リメイクの順番で聴いてみたんだけど、すごく楽しかったです。最初に書いた「まるでメビウスの輪みたいに〜…」の感覚を味わえた、というか。次はリメイク➡️オリジナルの順番で聴いてみよっかな。

 しかし、バンドやってた人がバンドのグルーヴに飽きてYMOを始め、再びバンドサウンドへ戻ったら、またまた打ち込みに戻ってくるってのもねw 歳も歳だからそれほど新作は期待出来ないんだけど、今度はどんな仕掛けで楽しませてくれるのだろうか? そのためには長生きして欲しいものです( ̄ー ̄)

 閑話休題;


 『今現在、音楽の世界は新次元に突入したという感覚に襲われている。最近の音楽はデザインに近いので、メロディーもコードも意味が希薄になりつつある。身体的に影響を受ける低域の「音圧」が脳内低圧へとヴァーチャル化し、ハリウッド映画にも通じる異次元(空間)で音楽が響く仕組みだ』


 これは『HOCHONO HOUSE』のライナーに書かれている細野さんの文章の一節なんだけど、今のコたちって、そうゆう感覚で音楽聴いてるのかと思うと「あぁ、自分らとは違う次元なのか( ̄ー ̄;)」とショックを隠しきれない。

 よく70年代のサウンドって、実験的要素がふんだんに盛り込まれていて、新鮮味を覚えるなんて言われてたけど、ライナーに書かれているのを読むと、『70年代の音楽を現在に移植することは実験的にならざるをえず〜…』となっているので、もはや現代においては、過去の音楽は聴いたことのないような新鮮味溢れるものなのかと(´⊙ω⊙`)

 どうりで10代のコがビートルズを聴いて「この新人バンド、なんていうんですか?」と聞くわけだww