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職場の板挟み〜自分たちで直接話せばいいのに!巻き込まれて責任を押しつけられてしまう

2020.11.07 11:40

会社で従業員として勤務していると

仕事はなかなか一人では完結出来ません。


上司部下、同僚、他部署のメンバー

加えて取引先やお客様など

様々な人が関わって回っています。


そんな中で起こりうる問題として

自分自身は人間関係は良好でも

別の人達があまり良好な関係性でない場合に

巻き込まれて板挟みになることがあります。


経験上の話ですが

特に上記のように「人間関係が良好」な人ほど板挟みになります。


人は誰しも「話しやすい人」「言いやすい人」に無意識に依存します。いい人と言われる人達です。

つまり、人間関係が良好な人は誰からしても話しやすい人と言えます。


その場合にAさんとBさんの関係性があまり良くないが

あなたがAさんとBさんとそれぞれ良好な関係性の場合は

Aさんはあなたを介してBさんとコミュニケーションを試み

Bさんもあなたを介してAさんとコミュニケーションをとろうと試みます。


元々、関係性が良くない二人なので

敵意をもったり、否定的だったり

基本はネガティブな印象をもっているわけで


そのネガティブなコミュニケーションを直接出来ないために、誰かを介するわけですが

スタンスは介された人に対するものでなく

嫌いな相手への直接的で攻撃的なものを維持するために

あなたにとっても攻撃的な表現になったりします。


責任の押し付け合いや、誰が本来やるかなど

いいから早くやりなよと思うような無駄な会話が展開され

「仕事自体を終わらせてしまえば話は終わる」という本質が欠落します。


板挟みの構図です。


直接話をしなよと思ってしまうな正直他人事ですが

アレルギーがあったり直接話すと我慢出来ないために誰かを介しますので


介している(巻き込まれている)自分が怒られているような錯覚に陥ってしまい、大きなストレスになります。


その場合はそれぞれの仕事への意識自体も投げやりになるので結局進まずに

巻き込まれた側の仕事として飛んできます。


それは、双方が責任の落とし所を探した時に

介入させられることで関与している共通の人物だからです。

要は誰でも良いから誰かのせいにしたいんです。


結局、介した人間が自分の職務外のことで謝ったり、自分の責任という形で納めたり

厄介な仕事だとしたら二人ともやらずに

何故か色々な人と人間関係が良好というだけで

大きな負担を抱えてしまう理不尽な状況ですね。


なんで謝ってるんだろう?

なんで怒られてるんだろう?


自分の関わっていない知らない部分でのミスコミュニケーションが原因で、真面目にやってるのにとばっちりをくらうのはたまったもんじゃないです。


そうすると、自然にメンバーとの壁を作ってしまい職場環境への諦めに繋がります。


仕事上で相手に興味を持たないでコミュニケーションを取らない

完全に先入観をもってコミュニケーションを取ろうとしない


相手に対して諦めの気持ちを持ったとしても自己完結すべきで

仕事を効率的に進めて

自分が抱える「その原因と関係のある仕事」こそ早く終わらせると

実はコミュニケーションの機会は減ります。


仕事を長引かせると、その分コミュニケーションの必要機会は増えます。


それは、嫌な気持ちを抱えたまま確認をしたり報告をしたり他の人が絡んできたりとモヤモヤしてストレスとなってしまう工程です。

(もちろん上司や先輩との関係を構築するためのコミュニケーションは多いほど相手を知れるので良好にするための手段ですが、それとは別で一つ一つの仕事の話です)


実際に板挟みにあった場合は

その仕事を早く終わらせることに注力するのが解決手段です。


ただ、ネガティブ感情で動く場合は

本来は伝えていないといけなかった「後出し情報」も増えてきますので

え?聞いてないよ、という状況も多発します。これも大きなストレスになります。

そして誰かに伝言すると悪者にしようとしていると捉えられてしまうため

更に状況が悪化するので伝達方法にも気を使います。


「あえて」こういった言い方をしてるんだろうな、と感じる場合でも本質は一緒で


その仕事の目的を理解してこちらから形にしてしまえばいいんです。


自分の職務の範囲を明確にして

相手に要求したい内容を確認して

「それは自分の職務領域で解決できるのか?」

「自分の職務領域で本件に対して出来ることはなにか?あるとしても緊急度が高いものからやってきます」

と、線引きをしてしまい自分が出来る部分を明確な形にしてしまえば、実際に他に出来ることはない状態に出来ます。


それ以上はもはや感情論の世界に入りますので、付き合う必要はあまりないと思います。


なんでこんなことやってるんだろう?

仕事の意味はこういう時に見失います。


板挟みにする側は手段としてやっていますから

こうなるとわかっていて、予防線を張っているとも言えます。

関わる人が増えれば責任を分散させられるので

「〇〇さんに言った」「〇〇さんにお願いしたら」と責められた時には「誰か」を登場させやすくなります。


そういったコミュニケーションが多いと

結局は本来の仕事自体が遠回りになって

無駄な時間が増えるだけです。

職務の移譲も本来は上司が決定することです。

板挟みという状況で本意ではなくその権限が本来ない人から仕事が降ってくるということはマネージメントでも良くありません。


頼られるからではなく「都合がいい」とはこういう立場であって

失ったやる気を戻すことはとても難しく

一度見失った仕事の意義に関しては、同じものを見つけられないかもしれません。


人間ですので感情で動くことはありますが

誰かのストレス軽減のための要素になる必要はありません。


そういう場合は根本的な是正は難しいですので、もっと自分自身の誰とでも良好な関係性が築けるという良いキャラクターを活かして

全力で活躍できる環境を探すことが得策かもしれません。


コミュニケーションや仕事のコスト意識ともつながる点も多いので、過去の記事も是非ご覧ください。