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「精油の安全性ガイド」

2019.04.04 02:10

アロマテラピーに関心をお持ちの方なら誰しも気になる精油の安全性。ロバート・ティスランド氏の「精油の安全性ガイド」の日本語版が昨年発売になりました。

植物由来だからといって両手離しで安全だとはいえないのが精油です。精油瓶にドロッパーがついているのは、かつてヨーロッパでは子供が間違えて一気に飲んでしまった結果、死者が出たこともあり、そういった事故を防ぐため義務付けられているそうです。

20世紀に入ってからスタートした比較的新しい分野であるアロマテラピーの分野では、精油の安全性や作用機序について日々研究が進んでいます。

先日参加した林真一郎先生のセミナーでは、第一部「精油の動態と知っておくべき薬物相互作用」、第二部「領域別で知っておくべき精油の安全性のポイント」について教えていただきました。

いつもお話しくださる「ハザード」と「リスク」のお話。世の中にノーリスクはあり得ない、ならいっそのこと使わなければノーリスク!・・・こんな軽妙な感じで次から次へと繰り広げられるお話、精油にハーブにエビデンスの数々に、メモを取る手も疲れ果てました(笑)。

久しぶりに聞いたチモキノン、最近手づくり石けんの面からも関心をもっているクマリン、一日でたくさんのことを学んだので復習を大事にしたいと思います。