第4駅:道の駅「たまつくり」
茨城県を代表する湖である霞ケ浦のすぐ横に位置する、行方市(なめがたし)の「道の駅たまつくり」に行ってきました。
↑2016年9月訪問時の写真。「たまつくり」の名前は、行方市に合併する前の旧玉造町からきている。
行方市、漢字だけ見るとなんて読むか見当がつかない方も多いと思いますが、「なめがたし」と読みます。駅の名前にもなっている玉造町、東隣にある北浦町、南隣にある麻生町が合併し、3町が属する「行方郡」から名称をつけました。
こちらの駅は霞ケ浦対岸(土浦市方面)から霞ケ浦大橋を渡りきったところにあり、旧玉造町中心部にも近い立地です。橋を渡り東西に走る国道354号と霞ケ浦沿いを南北に走る国道355号との交差点からも近く、広域からのアクセスも良いです。
↑道の駅に併設されている、霞ケ浦ふれあいランド。霞ケ浦のことを学んだり、展望台からの景色を楽しめる
駅には「霞ケ浦ふれあいランド」という施設がついていて、霞ケ浦の歴史やそれにまつわる文化・風習を学ぶことができます。また、高さ60メートルの展望台もあり、霞ケ浦と周囲の田園地帯を一望することができます。
↑1枚目:霞ケ浦大橋を望む。長さは1.1キロ。開通当初は有料道路だったが、交通量が多かったために、2005年に予定より12年前倒しで無料化された。
↑2枚目:霞ケ浦を一望。1枚目より少し左に向きを変えただけだが、それらしい風景が撮れた。土浦市土浦港周辺は市街化が進んでいるが、他は大体こんな風景である。
駅には地元ならではの食材を扱ったグルメもあります。おすすめは「なめパックン」。霞ケ浦でとれるアメリカナマズをパティにし、特産のわさび菜と一緒にバンズで挟んだもの。味は白身魚っぽい感じがします。ケチャップソースとも相性ばっちりです。
あまりごちゃごちゃしておらず、のどかな道の駅でした。展望台はそののどかさと霞ケ浦の広さをさらに見せつけてくるものですので、一度上ってみると面白いかもしれません。